53話(紫松) ページ3
おれはただやみくもに走った。
走ってる間に死ねるんじゃないか、誰もいない1人の世界が見つかるんじゃないかって。
携帯がなっても無視。
LINEは尚更。
紫松「赤塚市立中等部練？」
此処何処だよぉ！！
変な廃校に着きましたよ。
でも此処は1人。
1人だけの空間。
おれは黒ロングの鬘を取った。
すると、
鬘を放り投げると、おれは精霊を呼んだ。
…………はずだった。
でも、精霊を呼ぼうとしたその時、屋上に気配を感じた。
おれがいるのはグラウンド。
ソイツがいるのは屋上。
距離は離れている。
誰だ？
取り敢えず、徐霊した。
しかし、ソイツは消えない。
こうなったらソイツは人間なのだろう。
嫌だ。
おれだけの空間だと思ったのに。
そう思ったのもつかの間、ソイツは屋上の地面を蹴った。
紫松「雪ちゃんっっっっ！」
何故かおれは"雪ちゃん"と叫んでいた。
落ちる。
ﾎﾟｽｯ
危機一髪。
雪ちゃんは無事みたいだ。
安心したのもつかの間、酷い頭痛に襲われた。
流石に
ﾘﾘﾘﾘﾘｰﾝというコールが鳴り響く中。
おれは意識を手放した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫松(プロフ) - 松里さん» 有り難うございます！ (2017年8月29日 21時) (
レス) id: d0c83c2879 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅＠雪松(プロフ) - 松里さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2017年8月28日 11時) (レス) id: 4e603903c5 (このIDを非表示/違反報告)
松里 - これ面白いです(^_^)更新頑張って下さい (2017年8月28日 11時) (レス) id: fa31ef63e2 (このIDを非表示/違反報告)
紫松(プロフ) - りょーかい(*｀･ω･)ゞ (2017年8月6日 16時) (レス) id: d0c83c2879 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅＠雪松(プロフ) - 紫松ちゃんへ パスワードは同じだよ！ (2017年8月6日 7時) (レス) id: 4e603903c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
