６話 ページ7
学校が終わり、放課後になった。
「あれ？お茶子は？」
耳郎「梅雨ちゃんと図書室。勉強するんだってさ」
「へー。あ、じゃあねヤオモモ」
八百万「ごきげんよう、お2人もお気を付けて」
礼儀正しいなぁ…焦凍にはあーゆう綺麗で繊細な子が似合うのに。
「選ぶ人間違えてる気がする…」
耳郎「？、なんて？」
「ううん、こっちの話。じゃあね耳郎」
耳郎「また明日ー」
下駄箱に行くと、焦凍がいた。
「あれ？誰か待ってるの？」
轟「立花を待ってた」
「え？あー、そうだった！
クラス同じなんだから、今度から教室で待ち合わせしよ」
轟「あぁ」
「焦凍、私のどこを好きになったの？」
轟「唐突だな」
「今ぱっと疑問が出て。いい所なくない？」
轟「そうだな…あまり自分を棚上げしないところとか…あとは、猫舌なとこ。
嫌いな食べ物がないとこ。意外に面倒くさがりなとこ。他にも炭酸飲料が苦手なとこ、ホラーが無理なとこ、動物が好き…」
「も、もう充分だよ！！」
轟「？、そうか」
全部あってるし…何でこんなに知ってるの！？
ある意味怖いよー
「ねぇ、もしかして、どこかで会ったことある？」
轟「…あぁ」
「え！？」
轟「思い出せねぇのも無理ねぇよ。何年も前だからな」
「い、いつ！？どこで！？」
轟「八年前。石垣の公園でよく遊んだ」
「石垣の…え、え！？うそ、しょーちゃん！？」
轟「あぁ、立花はそう呼んでたな」
「え、だって、あのしょーちゃんは髪が長くて…目が綺麗で…女の子かと…」
轟「女だと思ってたのか？」
だ、だってまさか、大好きだった女の子がこんなたくましくなってるなんて思わないじゃん！！
轟「覚えてたんだな」
焦凍は嬉しそうだった。
私の脳内に昔の記憶が蘇る。
私昔しょーちゃんと結婚するとかほざいてたんだっけ…うわー恥ずかしい！！
焦凍が…あの綺麗で可愛いしょーちゃんだったなんて…
ショックより衝撃のが大きい。
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カッパ(プロフ) - 美魅斗さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！自分でもキャラ崩壊してないかなって不安だったのでそう言って頂いてとても嬉しいです！(*^^*) (2017年6月4日 20時) (
レス) id: 0a3f8239eb (このIDを非表示/違反報告)
美魅斗 - 面白いですね！早く続きが読みたいです!更新頑張ってください!応援しています!何か、小説書く人によって、焦凍君のしゃべり方とか性格が変わるんですけど、貴方の焦凍君は、大好きです。 (2017年5月30日 22時) (レス) id: 226a185a11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カッパ | 作成日時：2017年5月21日 13時
