１０話 ページ11
焦凍の目から怒りを感じる。
エンデヴァーって、オールマイトと並ぶプロヒーローの？
焦凍がその息子！？
春樹「わぁ。嫌な目をするなお前。本当にヒーロー志望か？」
轟「…立花の知り合いか？」
「知り合いたくもないよこんな奴。用は済んだでしょ、とっとと消えて」
春樹「…まぁ、今日は消えてあげるよ。また会いに来るねふゆ」
そう言って春樹は車に乗って帰っていった。
帰るとき春樹が焦凍を見ていたことを私は知るよしもなかった。
「変なとこ見せてごめんね、気にしないでいいよ」
そい言うと焦凍は不服な顔をしたがすぐに普通の顔に戻った。
轟「話ってなんだ？」
「あぁ、えっとね、歩きながら話すよ。帰ろう」
轟「あぁ」
私は焦凍と並んで歩いた。
「焦凍、告白の返事していい？」
轟「…理由を教えてくれ」
「え？」
轟「付き合えない理由」
「…。重いかもしれないけど、私は結婚も考えずに誰かとお付き合いは出来ません」
轟「は？付き合うのは結婚前提だろ」
「…でも、焦凍は絶対後悔する」
轟「後悔しない」
「なんでそう言いきれるの？」
轟「好きだからだ」
「そんなこと…だって焦凍はプロヒーローの息子なんだよ、もっとちゃんとした礼儀正しい綺麗な人と結婚するべきだよ…」
轟「っ…！お前まであいつの話をするな。結婚する相手は俺が決めることだ、あいつには関係ない」
「…聞いて焦凍、私は焦凍が思ってるほど優しい綺麗な人間じゃない。人に好かれる様な人間じゃない。
私はある男を殺すためにここにいる」
焦凍は険しい顔をした。
「私は復讐のためにヒーロー目指してるの。焦凍に好かれるような人間じゃない。
これ以上は何も言えないけど、お願い。
私のことは諦めて」
轟「…」
私は立ち尽くす焦凍を置いて走って家に帰った。
ごめんね焦凍…、
これからは友達の轟くんでいて。
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カッパ(プロフ) - 美魅斗さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！自分でもキャラ崩壊してないかなって不安だったのでそう言って頂いてとても嬉しいです！(*^^*) (2017年6月4日 20時) (
レス) id: 0a3f8239eb (このIDを非表示/違反報告)
美魅斗 - 面白いですね！早く続きが読みたいです!更新頑張ってください!応援しています!何か、小説書く人によって、焦凍君のしゃべり方とか性格が変わるんですけど、貴方の焦凍君は、大好きです。 (2017年5月30日 22時) (レス) id: 226a185a11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カッパ | 作成日時：2017年5月21日 13時
