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翔side
…やっぱり。
奥の棚から屋上の鍵が無くなってる…！
考えるより先に体が動いて、
屋上へと走り出す。
ガチャ！
勢いよく扉を開け、屋上を見る。
すぐに視界に入ったのは、フェンスの向こう側で
今にも飛び降りようとしている、Aちゃん。
翔「何してるの！？」
ゆっくりと振り返ったA ちゃんは、
「しょ…せんせ？」
か細い、弱々しい声でそれだけ言った。
翔「どうしてそんな所にいるの？
こっちにおいで？」
ここは感情的になるよりも優しく言う。
すると。
Aちゃんの頬から涙が出る。
そして俺の目をじっと見たまま、
静かに泣いている。
翔「おいで、Aちゃん。」
そう言いながらゆっくりと近寄る。
もうフェンスの所まで来た時、
声を上げたAちゃん。
「翔…先生。」
翔「怖いでしょ？
フェンス越えられる？」
そんな俺の話には反応しないで、
もう一度俺の名前を呼んで言った。
「翔…先生。
さよなら。」
そう言ってAちゃんは俺の視界から消えた。
急いでフェンスをのぞき込むと、
落ちていくA ちゃんと、目が合った。
Aちゃんは、
笑っていた＿＿＿＿
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Alice(プロフ) - のりかさん» そう言ってもらえると、本当に書いて良かったなぁと思います＞＜ありがとうございます！ (2015年12月18日 17時) (
レス) id: bf511a3d4c (このIDを非表示/違反報告)
のりか - 今日始めてみました。私、あんまりドラマとか小説とかで泣かないんですが号泣してしまいました！こんないい作品を書けるなんてすごいです！ (2015年12月2日 23時) (レス) id: 12ee456a3c (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - あお♪*ﾟさん» そうなんですか…。この作品があおさんの楽しみになっていたらな、なんて思います^^;心に響いているだなんて嬉しすぎます＞＜これからも更新していくので、よろしくお願いします(^^♪ (2015年11月16日 16時) (レス) id: bf511a3d4c (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - すずさん» 教えてくださってありがとうございます。確認させてもらいました。とても似ていますが、パクリではありません。この作品は完全なる私の妄想です。でも似ていると言うことで不快にさせてしまい、すみませんでした。これから誤解を招かない様、注意書きに加えておきます。 (2015年11月16日 16時) (レス) id: bf511a3d4c (このIDを非表示/違反報告)
あお♪*ﾟ(プロフ) - いじめ…虐待…辛いですよね……（泣）私も中学から今現在いじめを受けています…とても気持ちが分かるから嵐のメンバーみんなの優しさが心に響きます。すごくいい作品ですね！これからも頑張ってください！ (2015年11月16日 12時) (レス) id: 36ef57e19a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2015年9月1日 19時
