音駒にも狐が居たようで【男主】

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2日目

今は音駒は梟谷と試合をしている

猫又監督と直井さんは烏野コートを見ながら会話をしていた

光くんのスパイクを招平が拾う

『招平ナイスレシーブ』

「上がった！研磨カバー！！」

「レフトレフト！」

リエ「俺に寄越せェェェ！！」

あいつ…急にブロードするつもりなんか

まぁ研磨なら合わせられるか

難なく点が決まる

リエーフが入ったことによって音駒は少なからず変わってきている

さて、烏野は安定を取るか変化を取るかやな

ﾋﾟﾋﾟｰｯ

試合が終わる。音駒は勝ったのでペナルティはなし

次のところは…烏野か

ﾋﾟﾋﾟｰｯ

ドパッ

日向くんと飛雄の変人速攻はやっぱすごいなぁ

リエ「くっそ…！すっげ！」

キュ、バッ

AからCに跳んだ

でもリエーフはタッパも反応もええから追いつくんよなぁ

リエ「うおっしゃああああ！！！」

うん、ええ感じや

『多分飛雄は変人速攻が対応されてきたから普通の速攻を使い始めると思う…せやったらリードブロックに切り替えなあかんな』

ブツブツと独り言を呟いていたら

猫又「相変わらずだな…まぁ分かってるに越したことはないか」

にひ、と笑顔を浮かべていた

リードブロックに切り替えてから烏野はブロックに捕まり始め、逆にカウンターを食らうことになる。たまらなくなったのか烏野はタイムアウトを取った

烏野高校 タイムアウト

選手たちにタオルとドリンクを渡す

リエ「Aさん！さっきの見ましたか！？」

『主語はどこに行ったんや』

リエ「ブロックですよ！」

『あぁ、見とったで。でもリードブロックに切り替えたあと反応少し遅れとったやろ。リードブロックのこと忘れとったんちゃうよな？』

リエ「うぐっ…ごもっともです…」

黒尾「アララ〜、Aの正論パンチ食らったな」

『まぁええわ。期待しとんでリエーフ』

リエ「Aさん…！！」

目をキラキラとさせて俺に飛び付いてくる。が、暑苦しいのでリエーフの顔を抑えて近付かないようにした

『暑いから離れてや。そろそろ試合始まるで』

リエ「Aさーん…」

しょぼっとしながらもコートに戻っていく

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