音駒にも狐が居たようで【男主】

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＿6月

部活終わりに某メッセージアプリには飛雄や大地くん、孝支くん、旭くんからメッセージが届く

飛雄宮城は明日から代表戦です。勝って全国行きます

大地くん明日から代表戦が始まるんだ。勝つ!

孝支くんまずは一戦目勝つ!遠くからでも応援しろよ〜

旭くん明日から代表戦があるんだ。あぁ、緊張が……

とまぁ、それぞれ個性がある言葉でつい笑ってしまった

『研磨にも日向くんからメッセージきたか？』

絶対連絡を取っているであろう研磨に聞く

研磨「うん…「明日勝つ！！」ってきてた……だから頑張ってって送った」

『俺たちも予選が近いから頑張らなあかんな』

そう言ったら研磨はすごく嫌そうな顔をした。じっと見つめていたら

研磨「分かってるよ…勝たないと烏野と戦えないし……」

『分かってるならええんよ』

ポコン

とメッセージを受信した音が聞こえた

誰やろか

そう思いながらスマホを開くと

信介兵庫は明日から予選や。勝って全国で会おうな

まさかの信介からだった

兵庫も明日なんやな

A頑張れ。東京はまだやから結果報告楽しみにしとんで

メッセージを送りそれを見たのか衛輔くんが

夜久「兵庫も明日から予選なんだな」

『おん。信介のおる学校(ところ)は強いから余裕で代表戦は優勝してしまうかもしれへんな』

夜久「へぇー、双子くんがいる学校ってなんて名前だ？」

『あぁ〜…たしか稲荷崎高校やったな』

その場の全員が耳を疑った。着替えていた人達は手を止めてこちらに思いっきり振り返ってくる

夜久「は……？」

「「はぁぁぁあァァァ！？！？」」

『うるさいで。静かにしぃ』

夜久「いやいやいや、強豪じゃん！」

黒尾「なんで言わなかった！？」

『やって聞かれてないやん』

きょとんとした顔で答えると衛輔くんと鉄くんはピタッと動きを止める

夜久、黒尾「「(そういやこうゆう奴だった……)」」

『まぁそういう事や』

その後質問攻めに会い帰るのが遅くなったのは言うまでもない

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