音駒にも狐が居たようで【男主】

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影山「うっス。あの、Aさん今度トス見てくれませんか？そんでアドバイスください」

キラキラとした目で見られる

これは懐かれたんやろか

『おん、ええよ。次ちゅうてもいつになるか分からんけどな』

あまりにも純粋でつい笑みがこぼれてしまう

可愛い後輩が増えたみたいや

影山「なら連絡先交換しませんか？」

『おん。ええよ』

連絡ツールで連絡先を交換する

『ほなまたな。気軽に連絡してきてええからね』

影山「ハイ！次は負けませんから」

『次も負けんからな。楽しみにしとんで』

そのあと少しだけ烏野メンバーの名前を全員教えてもらい、飛雄と別れた

ついでに潔子ちゃんとも交換し、それを見た大地くんと孝支くん、旭くんとも交換した

田中、虎「「友よ！また会おう！！！」」

なんやあれは

『あれなんや』

黒尾「見たらだめなやつ」

大地くんが近付いてきて、鉄くんも胡散臭い笑顔を浮かべては近付いていく。そして握手を交わし

澤村「次は負けません！」

黒尾「次も(・)負けません！」

夜久、菅原「「恐い恐い恐いから！」」

繋心「次戦る時は今日みたいに行かねぇかんな」

直井「あぁ、そうしてくれないと練習になんないからな」

菅原「こっちもか！」

夜久「大人気ない！！」

「「挨拶！！

ありがとうございましたーっ！！！」」

烏野と別れて新幹線に乗り込む。俺が席に座ると隣に鉄くんが座ってきた

黒尾「あっちのセッターくんに話しかけられてたけど何かあった？」

『単にどこまで読んでたか聞かれてそれで連絡先交換したんや』

黒尾「うん、進展早くない？？？

うちのマネージャーガバガバすぎない？？？」

『別にやましいことなんやないしええやろ』

黒尾「そうなんだけどさ…」

『あぁ、あと向こうの3年全員交換したな』

黒尾「やだ、うちの子コワイ」

『単に話しかけやすいんやろ』

黒尾「そう……そうだけど……」

鉄くんは頭を抱えていた

頭でも痛いんかな？

黒尾「Aの絡まれやすさどうにかしないとな…」

ブツブツと独り言を呟いていた

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