水に封印されし者 四拾伍 ページ47
トントンside
花壇にはもう時期散る、アザレアの花が日光を浴びていた。
...最初の頃は戦争に対して戦慄を覚え、毎度毎度が嫌だったが、もうここまで「勝ち」という戦歴を眺めると、もう怖くなんかあらへんかった。
ひと「あれ？トントンじゃん、どうしたの？」
片手には農具、片手には細かい用具、背中には籠を持っているひとらんが倉庫から戻ってきた。
『久しぶりにアザレアを見に来たんや』
ひと「書類が終わったんだね、」
お疲れ様、と笑った彼は能力の持ち主だとは考えられない。
ひと「トントンもやる？」
『いや、ええわ、ちぃと仮眠取ってくるわ』
アザレアは、こんなに日光を浴びていて、眠くならないのだろうか。
花弁を閉じてしまいたい、って、思わないのだろうか。
どうしても分からないまま、部屋に戻って少しの間、仮眠を取ることにした。
能力の、副作用を避ける為にも。
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扇@リョク(プロフ) - 優駿さん» 書いてて楽しいよ~ (2017年5月6日 22時) (
レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - レアちゃんがトントンの服着てるシーンあるけど、トントンって我々だの中でも一番身長でかいって言われてるよね（小声）それはそれでレアちゃんが萌え袖って事になるから…ヤバイいろいろと！ (2017年5月5日 21時) (レス) id: 4310548fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇@リョク | 作者ホームページ：uranai.nosv.org/u.php/hp/hikare _usiro/
作成日時：2017年4月5日 23時
