水に封印されし者 四拾 ページ42
レアside
夜ご飯を食べ終え、トントンさんにおにぎりを作ってもらった。
コネシマさんはいつもお城の出入り口付近をｳﾛｳﾛしてると言うので、早速行く。
空は太陽は沈み、月明かりが私を照らしていた。
『…あら、コネシマさん』
コネ「ん？レアやん、どないしたん？」
コネシマさんが首を傾けると、首輪がｶﾁｬっと音を鳴らした。
『オスマンさんに、おにぎり持っていったらって言われたの』
コネ「おー！ええんか？」
『ええ。』
犬のように目を輝かせたコネシマさんに、おにぎりを手渡すと、壁際に座って食べだした。
私はその横に座り、食べている様子を観察する。
トントンさんのお手製だから、きっと美味しいのだろう。
コネ「今日の夜ご飯はなんやったん？」
…案の定聞いてきたので、カレーよ、と答えた。
コネ「あーええなー！」
『ふふ、まだ残ってるわよ』
コネ「やったな！！！」
コネシマさんはまた、おにぎりにがっつき始めた。
一通り食べ終わると、少しうとうとし始めた。
口元にご飯粒がついてたから、それを掬って食べた。
少し効いた塩味が舌を通った。
そうすると、コネシマさんは一瞬にして目を覚まし、顔を真っ赤にした。
『…？どうしたの？』
コネ「えっ…！どないしたもクソもあらんやろ…！」
『？』
口をぱくぱくとさせながら視線を逸らした。
私は、何かしたのだろうか。
コネ「おっ、俺は、警備の続きせなあかんから、レアはお風呂入って寝ぇや！」
『？ええ、』
コネシマさんに甘えて、一足先にお風呂に入ることにした。
あの赤面はなんなのだろう、
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扇@リョク(プロフ) - 優駿さん» 書いてて楽しいよ~ (2017年5月6日 22時) (
レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - レアちゃんがトントンの服着てるシーンあるけど、トントンって我々だの中でも一番身長でかいって言われてるよね（小声）それはそれでレアちゃんが萌え袖って事になるから…ヤバイいろいろと！ (2017年5月5日 21時) (レス) id: 4310548fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇@リョク | 作者ホームページ：uranai.nosv.org/u.php/hp/hikare _usiro/
作成日時：2017年4月5日 23時
