水に封印されし者 卅肆 ページ36
レアside
レア･マッサカー、とは、私の本名だ。
マッサカーには、〔
それなのに、何故エーミールさんが知っている…
考察をしながら着替えをする。
どうしても気に食わず、2階にある書庫に行く。
常にオスマンさんがいるとは聞いた。
あんなに大きい書庫になら、能力について書いてある本は幾つかあるはずだ。
…
オス「それで、何を探してるん？」
『能力についての本を読みたくて』
書庫に着き、一通り見たが、そんなのは微塵もなく感じられたので、丁度いたオスマンさんに聞いた。
オス「能力について、なぁ、あった気がすっけどー…あー、うん、あるわ、」
『…』
オスマンさんは、«透視»の能力を持った人だ。
幾つかの本棚を見透かし、その中で探したのだ。覆われているものを透かしてみる事を主に使うが、こういう時の方が使えるだろう。
『…何処ら辺かしら』
オス「奥から2番目の下から5つ目の場所。彼処に10冊位あんねんなぁ」
『ありがとう』
お礼を告げて指定された場所に向かう。
掃除はされているが、本棚の整備はしていない模様だ。
本に埃が被り、文字が霞んで少し読めない。
だけどそれは表紙だけで、本の中はちゃんと読めた。
…だけど、エーミールさんは私の名前を知っているだけで、私はエーミールさんのことは何も知らない。
けれど、それだけでも何かヒントになるはずだ。
そう思いながらエーミールさんに当てはまる物を探した。
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扇@リョク(プロフ) - 優駿さん» 書いてて楽しいよ~ (2017年5月6日 22時) (
レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - レアちゃんがトントンの服着てるシーンあるけど、トントンって我々だの中でも一番身長でかいって言われてるよね（小声）それはそれでレアちゃんが萌え袖って事になるから…ヤバイいろいろと！ (2017年5月5日 21時) (レス) id: 4310548fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇@リョク | 作者ホームページ：uranai.nosv.org/u.php/hp/hikare _usiro/
作成日時：2017年4月5日 23時
