水に封印されし者 卅壱 ページ33
レアside
グル「先程、セリオウス国から宣戦布告を受けた。戦争は1か月後に行われるそうだ。」
…何故、私も参加しなければならないのだろうか。
さっき、グルッペンさんに緊急会議だと呼ばれ、駆け込んできた。
鬱さんとシャオロンさんは遅れて来てケツシバキだとかなんだとか。
コネ「はい！質問があんねんけどええ？」
グル「ほう、なんだ」
コネ「レアは戦争に参加するん？」
『…』
グル「それを今から話そうとしていたんだ。まずはレアの体力測定をしてからだな…」
『…やるわ』
ゾム「え？」
まず声を上げたのはグルッペンさんではなくて、ゾムだった。
グル「…ほう、良いだろう。やりたい理由を聞いてもいいか？」
『…大切な人を殺した国だから、殺す。それだけだわ』
グル「分かった。でも、体力測定はする。ゾム、お前が対応してくれ、」
『…』
ゾム「りょーかい」
グル「他に言いたい事があるやつはいるか」
ロボ「はいはーい！レアのインカムカラーは何色？」
鬱「そこは青やろ」
『…何色でも良いわ』
ゾム「翡翠色はどうや」
ロボ「なんで？」
ゾム「そんな感じがしたから？」
『その色で、いいわ』
ロボ「分かったー」
グル「あと、発言したいやつはいるか」
『…』
グル「いないようだな、それじゃあ、各自解散とする。日時は後日報告する。」
そう言って各自解散となった。
私は部屋に戻り、グルッペンさんが言ってた事を思い出す。
翡翠色…
青でもなく、緑でもなく。
初めて聞いたけど、見たことのある色。
『…』
脳裏に浮かんだのは、母の顔と、弟の顔だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
扇@リョク(プロフ) - 優駿さん» 書いてて楽しいよ~ (2017年5月6日 22時) (
レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - レアちゃんがトントンの服着てるシーンあるけど、トントンって我々だの中でも一番身長でかいって言われてるよね（小声）それはそれでレアちゃんが萌え袖って事になるから…ヤバイいろいろと！ (2017年5月5日 21時) (レス) id: 4310548fa9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：扇@リョク | 作者ホームページ：uranai.nosv.org/u.php/hp/hikare _usiro/
作成日時：2017年4月5日 23時
