検索窓
今日:37 hit、昨日:0 hit、合計:8,961 hit

水に封印されし者 廿伍 ページ27


レアside


少ししたら、医療室についた。


私を医療室の前で降ろし、ノックをした。


はーい、と言う声が聞こえ、ガラッと開ける。



しん「どうしたの?レアちゃん…に、オスマン」


『朝っぱらから失礼するわ、血が止まらないので』


しん「どれや、見せてみぃ」


ここに座れ、と言って回転椅子に指さした。



『ここよ』


髪の毛をかき上げ、項を見せる。


見づらくないだろうか。



しん「歯型があんねんなぁ、オスマン、お前噛んだやろ」



オス「なんで分かってん」



しん「なんとなくやなんとなく」



『…』



オス「寝起きっていっつもこうなんや…仕方ないやろ」



しん「取り敢えず消毒して、絆創膏でも貼っとくか」



『…お願い』


手馴れた様にしんぺい神さんは水と絆創膏を出す。



水が傷に染み少し痛むが、大して痛くはない。



しん「…トントンからか?」



『…え?』



しん「トントンから、この命令受けてんねんな」



『そう、だけど』



しん「オスマン、お前は食堂行け。この事は黙っててやるから」



オス「やっためう」



『…』



しん「レアは、俺が髪の毛結ぶ。邪魔やろ?」



『…えぇ』



水に封印されし者 廿陸→←水に封印されし者 廿肆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.9/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

扇@リョク(プロフ) - 優駿さん» 書いてて楽しいよ~ (2017年5月6日 22時) (レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - レアちゃんがトントンの服着てるシーンあるけど、トントンって我々だの中でも一番身長でかいって言われてるよね(小声)それはそれでレアちゃんが萌え袖って事になるから…ヤバイいろいろと! (2017年5月5日 21時) (レス) id: 4310548fa9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:扇@リョク | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/hikare _usiro/  
作成日時:2017年4月5日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。