水に封印されし者 拾陸 ページ18
レアside
ひとらんさんに城内を案内されてから、鬱さんとシャオロンさんとオスマンさんに連れられて(強制)、城を出て数分した所にあった街に来た。
八百屋さんや服屋、レストラン、本屋など、沢山のお店があって、お目当ての物がありそうな雰囲気だった。
オス「じゃあまずは服屋やね」
鬱「レアがずっとトンちの服着てんのが凄くやなん」
シャ「しゃあないやろ、レアの体型に合うのがトンちなんやから。ゾムとかオスマンとかだと大きいし、兄さんとかだと少し小さいんや。トンちが一番レアの身長と同じくらいなんやから。」
オス「それは仕方ないやろ、早くトン氏の匂いを消さなアカンやろ」
鬱「クソ童貞臭か」
シャ「そうやそれや」
オス「レアちゃんはどんな服が着たいん？」
『私は、なんでも』
オス「うーん」
鬱「凄いクールな感じが似合いそうやな」
シャ「取り敢えず服屋行こか」
…
in 服屋
鬱「デレマスで言う高峯のあ辺りじゃないん？」
シャ「あー」
『誰よ』
オス「こんな服はどうや！」
オスマンがドヤ顔しながら私に見せてきた服は、ふわふわとしたワンピースにカーディガンだった。
これを世ではロリータと言うのか…？
『凄い、わね』
シャ「オスマンそれは流石に…」
鬱「アカンな」
シャ「じゃあ、こっちはどうや！」
シャオロンさんが出してきたのは清楚な感じのカーディガンにスカートだった。
これを世ではフェミニンと言うのか…？
『男らしい体格の私にそれはちょっと…』
鬱「なんでも、の先を通り越してどんな系統がええん？」
『とは？』
鬱「ほら、ガーリーとか、カジュアルとか、アジアンとか、スポーティとか、あるやん」
『強いて言うならスポーティ？かしら』
鬱「ジャージとか？」
オス「それはダサすぎや」
『もうめんどいので私選んでも？』
シャ「お、レアちゃんのセンスが問われるな」
…
『これで、お願い』
私が差し出したのは少し長めのジーパンに動きやすいブーツ、黒いパーカーの中に白いシャツ。
オス「かっこええなぁ！よし、これにしよ！」
シャ「足りんの？」
『あ、大丈夫よ。洗濯物の水分くらい抜けるから、すぐに乾く。』
鬱「安心やな」
オス「取り敢えず買って帰るか」
…その後は夜ご飯の具材や本を買ってお茶をしてから帰った。
帰った頃には陽が沈みかけ、私の部屋から森が美しく映えていた。
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扇@リョク(プロフ) - 優駿さん» 書いてて楽しいよ~ (2017年5月6日 22時) (
レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - レアちゃんがトントンの服着てるシーンあるけど、トントンって我々だの中でも一番身長でかいって言われてるよね（小声）それはそれでレアちゃんが萌え袖って事になるから…ヤバイいろいろと！ (2017年5月5日 21時) (レス) id: 4310548fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇@リョク | 作者ホームページ：uranai.nosv.org/u.php/hp/hikare _usiro/
作成日時：2017年4月5日 23時
