水に封印されし者 拾 ページ12
レアside
水から解放されて数分、地に足を踏み入れた懐かしさを胸に歩いてきた。
目の前にはエネミー国より遥かに大きい我々国という国に来た。
そして今は何故かお風呂に連れてこられてる。
体は清らかな水で潤っているはずなのに、何故こんな所に連れてこられたのだろう。
『ゾム？アンタ、アタシをここに連れてきて何させる気？』
ゾム「いや、あのカプセルに入ってた水が冷たかったし、温かいお湯を被って風邪引かないようにしておこうかなぁって思ってん」
『良いわよそんな気遣い』
ゾム「あと、その服も洗濯したいしな」
『…っ、わ、分かったわよ、新しい服、持ってきて頂戴』
ゾム「トンちから借りるか」
『正直、エネミー国の総統から貰った白いワンピースなんて懲り懲りだったのよね』
水に封印されてても嗅覚が働くって凄くないかしら。
まぁあの総統の匂いがキツイだけなんだけど。
ほんっとにゴミクズ総統だったわ。
ゾム「取り敢えず、換えの服ここに置いとくから、ゆっくり入ってきいや」
『ありがとう、恩に着るわ』
ゾム「俺はドアの外におるから何かあったら呼んでなー」
そう言って脱衣所から出ていった。
ここは混浴…？なのかしら
ロッカーに名前が書いてある…、空いてるところで良いわよね
服を脱ぎ、髪を束ねた。
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扇@リョク(プロフ) - 優駿さん» 書いてて楽しいよ~ (2017年5月6日 22時) (
レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - レアちゃんがトントンの服着てるシーンあるけど、トントンって我々だの中でも一番身長でかいって言われてるよね（小声）それはそれでレアちゃんが萌え袖って事になるから…ヤバイいろいろと！ (2017年5月5日 21時) (レス) id: 4310548fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：扇@リョク | 作者ホームページ：uranai.nosv.org/u.php/hp/hikare _usiro/
作成日時：2017年4月5日 23時
