第三十四話 思い出せない幸せby魔戒 ページ35
梓視点
思い出せない 僕をいつも見てくれて頼ってくれて守ってくれる存在を
なんだったかなでも不思議と幸せなんだ ヤユ姉さん達と遊べてナツメさん達と仲良くなって
ケースケ君とも遊んで
幸せなのにどうしてこう悲しいんだろう思い出せない…大切な何かを
でも思い出さない方が幸せかもしれない こんなに幸せな日々を送っているんだから
俺は幸せだよ
なんかね悲しくなるけど幸せ…誰かわからない君にありがとうを伝えたい
ありがとう…大切だった人
ユカ視点
幸せそうですね…さて私はそろそろ無限楼に行きますか
妖夢「あんまり行き過ぎはダメですよ」
わかってます 姉さん…さてついた流石だな 桜がキレイ 私の血を吸って大きくなって私の命を食べて大きくなる 無限楼の桜
綺麗過ぎてたまに見惚れる
うん、血を私はナイフで静脈を切ると木の根元にやる…そして木の根が私を捕まえる…そして手から血を私の命を吸っている
これでいいのだ…姉さんと幽々子様を守る為に梓達を雛羽さん達の幸せを守る為に私が犠牲になっても
幸せなんだ これが私にとっての幸せ…ありがとう…そしてさようなら
私は少し眠りにつく…後から霊夢さんが来るらしいから早めに終わらせないと
妖夢視点
あっまた根に体を拘束されますみょん…真っ白な顔…血が通っていない体…不思議に美しいと思ってるみょん
けど霊夢を待たせるとうるさいから少し早めに切りますみょん
根を切るとユカが起きた…根はまた生えた…当たり前ですかみょん 傷も治ってるし霊夢さんの所へ
白玉楼へ行くと霊夢がいましたみょん
霊夢「でユカ、頼みって」
と霊夢が聞くとユカは
ユカ「結界を強くして欲しいです…念の為
梓達や雛羽さん達が入る事が出来ない様に」
というと霊夢は少し考えてからOKした ここの住民はユカに少し甘いです
まぁユカがいないと無限楼は成り立たないそう…無限楼がここを幻想郷を守っている様な物だから…ユカが大切なんだみょん
この考え方は悪いけど幻想郷を守る生贄なんだみょん
それにユカは知らない…無限楼に行くたびに体が弱くなっている事を死ぬ事はないけどいつかは必ず何処か潰れてしまう
それを知っていてもユカはやり続ける 言ったみょん ユカは
「私の幸せはみなさんが笑顔でいることなんです…例え自分が死んでもみんなが笑顔ならなんでもいいんですよ…私は」
第三十五話 失ったのは不死の命 by魔戒→←第三十三話 普通 byクラウィン
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