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第二十八話 疲れ byクラウィン ページ29
雛羽side
できた。
１週間足らずで完成した。
雛羽「げほっごほっ」
手に血がついている。
あーあ…少し無茶をし過ぎたかな。
まぁいいか。
後は記憶を入れてあげるだけ。
でも、私の良い記憶は絶対に入れない。
悪い記憶を入れてあげる。
それで良いんだ。
梓「ん…ここは…？」
やっと、完成した…。
瑠奈「ん〜？」
ユカのところへ送ろう。
美結「あれ？ユカは？」
他にも、サク、サクラ、ルカ、ルナ、ヤユ、シロナも居る。
雛羽「…」
能力でユカのところへ送る。
そして、コピーを私のところへ来させる。
この子達には申し訳無いが、本物の成長の糧にさせて貰う。
雛羽「やっと…やっと…終わった」
紅葉「姉さん、紅茶をどうぞ」
雛羽「ありがとう」
紅茶を飲む。
やっぱり、紅葉に淹れて貰った紅茶は美味しい。
紅葉「姉さん、お疲れさま」
優しく抱きしめられる。
雛羽「あぁ…ありがとう」
フードをぱさりと取る。
紅葉「姉さん、今日は一緒に寝ないか？」
雛羽「ん？あぁ、良いぞ」
もう、私の役目は終わった。
少し、疲れた。
第二十九話 どうして by魔戒→←第二十七話 少女の無茶 byクラウィン
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