【シャドウサイド】怪しく美しい姉妹と命の儚さ感情を知らない双子は大切な物を知る (ページ20)

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第十八話　強さ byクラウィンページ20

雛羽side
そして、今まで影に隠れてた私が出てくる。

ヤユ「！！？」

？「久しぶりじゃないか、ヤユ？」

ヤユが王だと言うなら、彼女は神だ。

ヤユ「ヤミ…ナ…」

ヤミナ「私が居ない間に、神だとか王だとか言ってたみたいだね」

ヤミナ「ヤユ？」

そう言い、ヤユの首を絞める。

ヤユ「っ…」

ヤミナ「でも、私は優しいからね、それは許してあげる」

パッと手を離す。

ヤユ「げほっごほっ」

ヤミナ「私が怒ってるのは…雛羽達に手をだしたからなんだよ？」

しゃがみ、ヤユの髪を引っ張り、無理矢理顔を合わせる。

ヤユ「…」

ヤミナ「まぁいいや。次はないよ」

最後まで、私の出番はなしか？
それは寂しいなぁ…。

雛羽「で、どうだった？圧倒的な力の差を見せられた気分は」

紅葉「これに懲りたら、二度と私達に関わらないでくれ」

フール「今回は、僕たちの優しさでユカは傷付けないであげといたんだから」

葵「大切な物を奪われないといいね」

ヤミナ「ははっ、それじゃあね？黄泉の国のカミサマ？」

私達はそう言い、歩いていく。
勿論…殺気を出しながら…ね？