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「森の中だと危ないけど……荼毘がもうやってるし良いか
────¨狐火¨」
リーヴルさんが本を開く。そうすると途端に私の周りに小さな炎が集まり、そして一気に大きな火柱となって囲まれ始めたのです
……！？一体、どんな個性……！
いえ！そんな事はさて置いて！
『個性発動────！！
「¨空からは天使の零した涙の様に雨が降り注いだ¨」
────なのですっ！』
するとたちまち空からゴロッ……と雷鳴が聞こえ瞬く間に私の周りにのみ雨が降り始めたのです
……個性伸ばしで使ってみた天候を操る比喩……！まだ範囲は自分の周りのみにしか作用しませんが好都合なのです！
「へェ、そういうのも出来るようになったんだ。ちょっと関心
でも僕と戦うには早すぎるかな」
『元プロヒーローだからって、今はただの敵なのです！
あなたに、リーヴルさんに勝ってみせる！！』
周りの炎が鎮火し、個性を解除しながら真っ直ぐ彼に向かって走り出したのです
ですが……
「早すぎるって、言ったでしょ」
『……！？』
ほんの一瞬の間に姿が消え、気が付けば背後に居たのです
……！？炎を出す事が個性ではない！？
『リーヴルさんの……個性って……！？』
「あれ、言ってなかった？僕の個性は¨文章¨
正確には本の中の一部を取り出せるってだけだけどね」
『本の中の一部……！？』
「これ以上言っちゃうと手の内バレちゃうなぁ。ま、僕と戦いたかったらまずはコイツらを倒していってね
森の奥で、待ってるよ」
再び本を開いたかと思えば背後から奇妙な唸り声と殺気
咄嗟に距離を取って振り返ると
『なッ……！』
リーヴルさんの¨個性¨から生まれたであろう
いくらなんでも、ふざけているのです……
『日本神話の……伝説の生物
────八岐大蛇……！！』
思えば¨狐火¨も妖でしたね……！
たらり、と冷や汗が頬を伝ったのです
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鶯(プロフ) - orangeさん» コメントありがとうございます！一気に読んで下さったんですか……！？嬉しいです……！これからも面白いと思える様な内容にしていきたいです、応援ありがとうございます！ (2019年8月13日 23時) (
レス) id: 656ae01af5 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 一気に読ませていただきました！とっても面白かったです！更新頑張ってください！ (2019年8月13日 14時) (レス) id: 59138960e1 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 言宮ノ華皇さん» コメントと貴重なご意見ありがとうございます！確かに繋がりやすくて良いな、と思いましたが……悲しいことに編が多すぎて文字数が足りないと言う結果になってしまいました……。折角素晴らしいご意見を頂いたのに実行出来ずにすいません……！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 497ef915c9 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - こんにちわ!続編5編目ですか。すごいですね!!ちょっと提案なのですが他の編のURLを乗せてみてはいかがでしょうか？そっちのほうがいろいろな編とつながりやすいかな。と思いまして。出しゃばっちゃってすみません!!失礼いたしました!! (2019年8月12日 5時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 夜月ライ→みなみさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです、励みになります！応援に応えることが出来るようこれからも頑張っていきたいです、ありがとうございます！ (2019年8月11日 23時) (レス) id: 497ef915c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2019年8月11日 17時
