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「比喩奈さん！？」
「比喩奈……ッ！！」
目標達成……目的は爆豪くんではなく私もなのでしたから……！
私はもう序盤に捕まっていたので、爆豪くんと常闇くんに意識が向いていたのでしょう
敵連合は……それを狙って……！？
「くっそ！！」
「そんじゃーお後が宜しいようで……」
コンプレスさんはコロリと私が入ったカプセルを口の中に入れたのです、とても真っ暗で近くに居るはずの爆豪くんと常闇くんさえ見えないのです……
あ、あ……もう……
逃げられな……
────THOOOOM！！
「！？」
カハッ、とコンプレスさんが小さく呻きカプセルが外へと出されたのです
今のは……一体……！？
「────ッ！！」
「急げッ！！」
緑谷くん、轟くん、障子くんが走ってカプセルに手を伸ばしたのです。緑谷くんは痛みで途中で倒れてしまいましたが……！
私に手を差し伸べてくれる轟くん
私の近くにあるカプセルには爆豪くんの姿────
「Aちゃんは駄目、こっちでしょ」
「！？」
もう少しで、と言う所で爆豪くんと私は他の人に取られて視界が一瞬だけ暗くなったのです
私が入ってるカプセルを取る時に、聞こえた声……
「荼毘、よく取ったね」
「当たり前だろ
……ああ、哀しいなぁ。轟焦凍」
「〜〜ッ、比喩奈！！爆豪！！」
今の声は、セフェルさん
今度こそ本当に、もう駄目なのです
捕まってしまったのです……
「確認だ、¨解除¨しろ」
「っだよ、今のレーザー……俺のショウが台無しだ！」
パチンっとコンプレスさんが指を鳴らしたと思えばパッ、とカプセルは消え閉じ込められていた私達は元の姿に戻っていたのです
とは言え、首根っこをセフェルさんに捕まれ尚且つ奇妙な黒い靄に吸い込まれているのです
……ッ
お父さん……お母さん……！こんなんでごめんなさいなのです……ッ！！
「問題、無し」
「かっちゃん！！比喩奈さん！！」
緑谷くんの悲痛な叫びが森の中に響いたのです
あんなに怪我をしてまで私達を助けようとしてくれたのに……
私って、全然、駄目なのですね
「……来んな、デク』
『ごめんなさい！……皆……ッ！！』
ズズ、と吸い込まれ視界は暗くなり皆の姿も見えなくなったのです
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鶯(プロフ) - orangeさん» コメントありがとうございます！一気に読んで下さったんですか……！？嬉しいです……！これからも面白いと思える様な内容にしていきたいです、応援ありがとうございます！ (2019年8月13日 23時) (
レス) id: 656ae01af5 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 一気に読ませていただきました！とっても面白かったです！更新頑張ってください！ (2019年8月13日 14時) (レス) id: 59138960e1 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 言宮ノ華皇さん» コメントと貴重なご意見ありがとうございます！確かに繋がりやすくて良いな、と思いましたが……悲しいことに編が多すぎて文字数が足りないと言う結果になってしまいました……。折角素晴らしいご意見を頂いたのに実行出来ずにすいません……！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 497ef915c9 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - こんにちわ!続編5編目ですか。すごいですね!!ちょっと提案なのですが他の編のURLを乗せてみてはいかがでしょうか？そっちのほうがいろいろな編とつながりやすいかな。と思いまして。出しゃばっちゃってすみません!!失礼いたしました!! (2019年8月12日 5時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 夜月ライ→みなみさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです、励みになります！応援に応えることが出来るようこれからも頑張っていきたいです、ありがとうございます！ (2019年8月11日 23時) (レス) id: 497ef915c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2019年8月11日 17時
