Episode.82 ページ35
「それじゃあお望み通り飛ばしてやる！」
『わっ』
ふにっ、と数個例のアフロが服にくっ付いた。うわっ気持ち悪い
だがこんなの切っちまえば……
「まだまだ出るぞ！¨
『ッ、何個飛ばしたって変わんねェよ
たかがくっ付くだけだろ』
「くっ付くだけじゃあない、言っておくがその¨
『は！？』
しまった、もう片方の方を忘れていた
アイツ……このアフロ燃やす気か……！
急いでくっ付いている分を切って地面に落とすが次々に飛ばしてくる、クソ……大口叩くんじゃなかった
「オイA！燃やされんぞ！」
『分かって……』
「チェックメート！」
ビュンッ、と矢が飛んできて腹部分にくっ付いてた分のアフロがぼうっと燃える。アイツの言ってた通り本当によく燃えて一気に服に燃え移った
『うわ……！』
しまった、シザーケースの中には少しだけ残った椿オイルが入っている
それに引火しちまったら……！
「A！！」
『ゔ！？』
ドンッ、と背中を強く押されて顔面から雪に突っ込む形になった
幸いそのお陰で火は鎮火したが……
『て……手荒』
「パニックになってたとこを助けてやったんだ、感謝しとけ！」
『ああ、ありがとな……！』
トナカイくんは例の矢を射ってきた奴に向かって殴りかかっていた
だがあのボスみたいな奴に食われかけている。そう言えばアイツは何でも食えるんだったな……！
「しまった！」
「チョッパー！」
この距離からじゃ間に合わねェ、そう思った瞬間後ろの方からルフィの声が聞こえてきた
「いやー、あったけーあったけー！」
「ルフィ……！そこから俺の足掴めるか！」
「足？おう、こうか！？」
「よォし、この手離すなよっ！
¨
勢い良くルフィが飛んでいき例のボスの腹に直撃する。トナカイくんが吐き出されたのを見て安堵の息をついた
ボスは運良く動物に当たって飛んで行かなかった、惜しいな
「ふぅ……まずまず」
『すげェと思うよ、普通に
後さ、俺今の内に戻っとくな……足引っ張るしナミの具合も気になるしさ』
「おう、アイツらは任せとけ」
とりあえずボスにバレないよう足早にその場を去る
城の中へ戻る途中、「別に足は引っ張ってなかったぜ」と声が聞こえた
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鶯(プロフ) - 夜琉さん» コメントありがとうございます！面白いと思えるような内容になれててとても嬉しいです〜！続きもゆっくりと書いていきますのでゆるりと待って頂けると幸いです！ (2019年5月10日 21時) (
レス) id: b7515f1484 (このIDを非表示/違反報告)
夜琉(プロフ) - とても面白かったですっ！！！続き待ってます！ (2019年5月10日 18時) (レス) id: 46a7f73685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2019年3月29日 20時
