Episode.50 ページ3
「つーか、戦えんのか」
『は？』
ナミ達を探しに密林を歩いていると、いきなりサンジからそう言われた
「『は？』じゃねェよ、さっきあの変な巨大ニワトリに攻撃してたじゃねェか」
『アレ、戦いの分類に入ってんのか？』
戦いっつうのは、アレだろ
サンジみたいな感じのやつだろ
「的確に目ェ狙ってただろ、ただの美容師とは思えねェな」
『あー……目とかの方が怯むかなって
つーか何でそこで美容師が出てくんだよ』
「だってテメェ、元はローグタウンの美容師だったんだろ？
ルフィみてェな悪魔の実の能力者でも、マリモみてェな剣士でもねェのによく咄嗟の判断で動けたな」
『……まァ、もう海賊なんだし。足引っ張れねェよ』
聞いてる限り、この船内じゃ何の力も持ち合わせてねェ一般人だし
サンジは蹴るし、ナミは……航海士か、ウソップは何だろ。まだ見てねェ気がする
俺が持ち合わせているのは美容師としての技術と……
「海賊っつったって、ルフィにほぼ無理矢理乗せられたもんだろ」
『でも、こっち側には来たかったし
無理矢理乗せてもらってなきゃ……もっと先だったかも』
「……進水式ん時言ってたやつか、会わなきゃならねェやつがどうたらみてェな」
『うん……もう10年くらい待たせてるから
ルフィが俺に言ってくれた「なんとなく、連れて行かなきゃならねェ気がした」っての当たってんのかもな』
店も別に持ってた訳じゃねェし、フラッと居なくなってもローグタウンには他の美容師が居るもんな
何事も無く、無事に行けば
会えるかもしれないから
まァ今は、ビビの護衛が優先なんだけど
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鶯(プロフ) - 夜琉さん» コメントありがとうございます！面白いと思えるような内容になれててとても嬉しいです〜！続きもゆっくりと書いていきますのでゆるりと待って頂けると幸いです！ (2019年5月10日 21時) (
レス) id: b7515f1484 (このIDを非表示/違反報告)
夜琉(プロフ) - とても面白かったですっ！！！続き待ってます！ (2019年5月10日 18時) (レス) id: 46a7f73685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2019年3月29日 20時
