Episode.40 ページ42
「サンジ！弁当っ！」
「弁当ォっ！？」
「ああ！『海賊弁当』！
冒険のにおいがするっ！！」
ほら、島に上陸する気だ
イキイキしてるなァ
「ちょ……ちょっと待ってよあんた！どこ行くつもり！？」
「冒険！しししし、来るか？
サンジ弁当ーーっ！」
「わかったよ、ちょっと待ってろ」
『行きたい奴だけ行けば大丈夫だろ、お前ら強いし……』
「お！Aも来るか！？」
『俺は遠慮しとくよ』
虎がやられてるとこを見た後じゃ、怖くて行けねェしな……
「……ねェ！私も一緒に行っていい！？」
「おう！来い来い」
「あんたまで何言うの！？」
「ええ……じっとしてたら色々考えちゃいそうだし……¨
大丈夫よ！カルーがいるから」
「…………！？……！！」
「本人言葉にならないくらい驚いてるけど……」
オイオイ、めちゃくちゃ吃驚してるじゃねェか
いやまァ、連れて行かれるとは思わなかったんだろうな。頑張って王女守れよ
＿＿＿＿
＿＿＿
＿＿
「よし！行くぞ！」
「おおよそで戻ってくるからっ！」
そう言い残し、二人とも行ってしまった
ルフィはいいとして、ビビ凄いな
「度胸あるなミス・ウェンズデー」
「さすが敵の会社に潜入するだけあるわ」
『まァ、ルフィもついてるし大丈夫だろ』
「じゃ、俺も暇だし。散歩してくる」
「散歩！？」
ゾロも行くらしい、散歩っつってたが……散歩の定義が分からなくなってくるな
こんな密林をどうやって散歩するんだよ
「おいゾロ！待て待て！」
「ん？」
「食糧が足りねェんだ、食えそうな獣でもいたら狩ってきてくれ」
「ああ分かった、お前じゃ到底仕留められそうにねェヤツを狩ってきてやるよ」
「待てコラァ！！」
「あァ！？」
「聞き捨てならねェ……！てめェが俺よりデケェ獲物を狩って来れるだと……！？」
……うわ
なんか、言い合いが始まったし。狩り勝負も始まった
サンジまで行ってしまった。肉何ｔ狩れたとかどうとか聞こえるが単位がおかしい
「……どいつもこいつも何であいつらあんなにこうなのかしら」
「分かるぜその気持ち、泣くな俺はおめェの味方だよ……」
『……残ったのこの三人だけか』
正直、正直なところ
……この三人は
「たよりね〜……」
『同感』
「それは私のセリフよ！！」
早く誰か戻って来ねェかな……
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作者名：鶯 | 作成日時：2018年12月23日 18時
