Episode.15 ページ17
「──クジラが大人しくなった……」
「────で？お前らは何なんだよ……！」
ルフィと変な奴二人を無事に回収
変な奴二人は結構デカい銃を持ってる、身を守るのには良いだろうが重そう
「私の目が黒いうちは、ラブーンには指一本触れさせんぞ！」
「誰だあのおっさん」
「戻ってきた……」
ラブーン……？
このクジラの名前か？
「フフフ……」
「ホゥ……だが我々はもう鯨の腹の中
この胃袋に風穴を開けることだって出来るぞ！」
変な奴二人は重たそうな銃を担ぎ、胃袋目掛けて弾を撃った
「もう我々の
「ゴロツキが……！」
────────ドゴォン！！
「あのおっさん自分から弾を……！」
『捕鯨の邪魔……ってことは』
「まさか……このクジラを守ったの……！？」
「オホホホホホ！ムダな抵抗はよしなさいっ！」
「そんなに守りたきゃ守ってみろ！このクジラは我々の町の食糧にするのだ！」
「……な……何であのおっさんが！？」
「どうなってんのっ！？」
クジラを中から殺す気だと思ってたが
違うみたいだ……
捕鯨から……守ろうとしている
────ガンッ！
「何となく殴っといた！」
ルフィが二人を殴ったようだ
ナイスだ、ルフィ
＿＿＿＿
＿＿＿
＿＿
「────
そしてこいつらは近くの町のゴロツキだ……ラブーンの肉を狙っている。そりゃあコイツを捕えれば町の二・三年分の食糧にはなるからな
だが私がそれをさせん！
へェ、訳があるのか……
ただ暴走してるだけかと思ってたが
ちゃんとした理由があるらしい
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作者名：鶯 | 作成日時：2018年12月23日 18時
