Episode.519 ページ36
「……ここ？Aが居るかもしれない場所……」
「のはずだけど……」
情報を元にやってきた家に明かりは付いていないし、しんと静まり返ってる。荒れてはいないが誰も居なさそうな雰囲気だった
そっと扉に耳を当ててみたけれど、足音1つ聞こえない。寝てる……って可能性もなくはないが……
「いやァ……あんな事あった後で寝るかァ？」
「さァ……A図太いとこあるしな……」
「流石にバカにしすぎだろ！」
「入ってみねェと分からねェだろ！行くぞ！」
「ちょ、ルフィ！まだロビンに見てもらって……もう！」
先へ進むルフィに溜め息をつきながらも中へ入った。と言うか、鍵もかかってなくて簡単に中に入れちまったし……大丈夫かここ？
まさか本当に空き家か？とは思ったが、家の中は埃などは無く清潔な状態であったしキッチンにはまだ濡れている食器が置かれてあった
「ついさっきまで人が居たみたいね……」
「逃げたとか？瞬間移動みたいな事してたし有り得なくはねェよな」
「だとしたらかなり面倒な事になるな」
「いや……でも、微かにAの匂いが残ってる！多分この家のどこかに居るはず……」
「お、ご名答」
「────！？」
────背後から声が聞こえた
驚いて振り返ると数歩離れた所にアインスが立っていた。俺らに気付かれず、足音も立てずに後ろに来たって言うのか！？
いや、今はそんな事どうでもいい……！
「チコちゃんを何処へ連れてった！！それとA」
「Aが先に出ろよそこは！！」
奴に一発蹴りを入れようとした時だった
「うわッ、正当防衛だからね……
────¨
「ッ！？ゔあッ！！」
「サンジくん！！」
身体に痛みが走り、
何だ今の……！？何が起こった！？
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
ずっと更新止まっててすみませんでした……私生活が……忙しくて……あと凝りすぎて書いては消しての繰り返しでした……
書き溜めはしていましたので暫くは更新出来ると思います！また止まったら……待っててください……
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作者名：鶯 | 作成日時：2023年1月6日 15時
