Episode.487 ページ4
「お兄さん、とってもお似合いで！」
『ん、そう？』
チョッパーの薬のおかげで体調もよくなり、俺も買い出しに出る事にした。鋏とかヘアオイルとかは買ったから残った金で古着とか見て回ってる
数着か新しい服を買ったのでこれで暫くは着まわすか、戦闘とかでたまーに服ダメにするの勿体ないよなァ
後はまァ、出店とかで買ったもの食べ歩きしながら街をぶらぶら歩いて見て回った。ヤガラ乗ってもよかったんだけど歩いた方が色んなもんゆっくり見れるし
『あ』
「ん？……なんだAかよ」
『なんだとはなんだ、悪かったなナミとロビンじゃなくて』
「ホントだよ絡み酒クン」
『いや……その節は……悪かったとは……思って……』
トーンダイアル聞く感じ本当にめちゃくちゃ絡み酒だったし、申し訳ないとは思ってるよ
サンジだけじゃなくて皆にもあんな感じだったみたいだ、もう次こそ酒はやめよう
『もう仕入れ終わり？』
「ああ、今日のところはこれで……ん？」
『どうした？』
「いや、海岸の方で声が……」
声？と思いサンジが指さした方を向くと、確かに誰かが居て喋っている。じっとよく見て見るとあの姿、見覚えが……
少し近付いてみるとウソップだとすぐ分かった。「あえて向こうから言わせるのがベストだな」とか言ってたけど……まさか戻る予行練習でもしてんのか？
……にしては、なんか、謝るってよりかは何事も無かったかの様に〜みたいなのが多いな
「……何やってんだあのアホは……」
『はは……まァでも戻って来るのは確定したじゃんか』
俺達が先に接触する訳にもいかねェからこの日はさっさと帰った。まァ近日中にはアイツから会いに来るだろう
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作者名：鶯 | 作成日時：2023年1月6日 15時
