Episode.393 ページ7
と思っていたが杞憂だった、階を上がるに連れてあからさまに人が倒れている。最上階に到達した暁にはそこら中で船大工達が倒れていた
倒れている人達を掻い潜って進むと一つ、大きな扉が現れた。見張り番のように五つ扉の前に椅子が並べており、今まで以上に多くの船大工達が付近で倒れていたので確実だ
きっとあの扉の先に、アイスバーグさんが
そして、ロビンが────
「さァ！前行きなさい前ッ！扉斬って突進よ！」
「俺に命令すんな！」
そうは言うものの、剣を構えて扉を斬る準備は万端になっている
……そう言えば、なんだか少し付近で物音らしきものが聞こえた気が────
────ドッカアアァァン！！
真横から聞こえてきた壁をぶち破る音、ゾロが斬って扉が崩壊した音とはまた違う
それと同時に、聞き慣れた声と姿
「うりゃあああああ！！ロビンはどこだ〜〜！！」
「ルフィ！！」
『ルフィ……！それにロビンも！！』
何処に居たんだ、とも思ったけれど状況が凄い事になっている
斬られた扉の先の部屋でアイスバーグさんらしき人物は倒れているし、ロビンの周りには何者か分からねェ奴らが居るし
「ロビン！！やっと見つけたぞー！！」
「おい！ルフィ！てめェ一体何処に居やがったんだ！」
「ロビーン！また会えてよかったぞーッ！」
「……！？ちょっと待って、この状況何！？」
『アイツらが、例の仮面の奴らか……？』
どうなってるか分かってねェのは俺らだけじゃないようだ
ルフィの近くに居た、恐らく船大工らしき人物が酷く慌てふためいている
「何なんですか……！まるでコイツらが……！あなたの命を狙った犯人みてェに……！お前ら何でそんな格好してんだ……！
おいカリファ！ブルーノ！カク！ルッチ！
……！！冗談やめろよてめェら！！」
「……そうだ！あいつらお前と一緒に居た船大工だ！ハトの奴だ！」
「そういやあの四角っ鼻知ってるぞ」
「……まさか¨暗殺犯¨が内部に居たって事！？」
『は……ッ、状況最悪じゃねェか……』
予想よりとんでもない感じになってきたな
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鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
