Episode.435 ページ49
『ッ、はぁっ、オイ待てッ、サンッ……オイ!
待てっつってん、だろッ!!』
漸く追い付いて奴の肩を掴むと驚いたのか少し減速してくれた、俺を見るなり手を払い除けてきたけど
自分は足は速い方だとは思ってたけど、追い付くのすっげェ大変だった……無駄に体力使った感がある
「なんでお前しか居ねェんだよナミさんは!?」
『お前が猪突猛進の如く走って置いてったんだろ!』
ぎゃあぎゃあと口喧嘩をしていると前方に衛兵が現れた、まだ中にも全然居るじゃねェか!
上に行くにはアイツらを何とかして向こう側の階段に行かなきゃならない、衝突は不回避か……
「出合え〜〜!」
「海賊達を討ち取れーー!!」
「クソ野郎共まだこんなに内部に居やがったか!!」
そう言ってサンジが蹴りかかろうとしていた、頼れる戦力は完全にサンジのみなわけだけれど今ここで体力も時間も消耗していい時じゃない
『ちょっとだけ任せてくれ!』と言って一瞬だけ前衛に立つ、そして腰にかけてたドライヤーを手に持ってスイッチをコールドにした
『
「うわ!!足が……ッ!!」
『無理に動くと危ないぜ!』
足目掛けて冷風を出すと、地面と奴らの足元が瞬く間に凍っていった。こりゃいいな
今ので粗方は動きを封じたから、取りこぼした奴らはサンジに任せておいた。これで先に進めそうだ
「良いもん作って貰ったじゃねェか」
『分かる、でもさっきの攻撃なんとなく青キジっぽいな……』
「んな気にすんなよ」
『俺はアイツ怖いんだよ……』
俺の知らない事知ってそうで
まァそんな事今はどうでもいい、早く屋上へ行かねェと
To be continued……→←Episode.434
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鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます!有難いお言葉です…書き手冥利に付きます!夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです!まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…! (2022年6月10日 21時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです!!原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます! (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます!だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…!有難い限りです!更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります! (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました!一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます! (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶯 | 作成日時:2022年3月23日 16時