Episode.391 ページ5
「全くもー！何であいつはこう……人の¨助言¨ってものを聞けないの！？」
「何を今更……」
「でも……！今の騒ぎの中にロビンが居るかもしれないんだよな！俺達はどうすんだ！？慎重にいかないと……！」
「だけどそこがまた考え様によってはラッキーなのよね」
『と言うと？』
「ルフィが敵陣に乗り込む場合……裏へ回ったり横へ回ったりすると思う？」
「そりゃねェ」
「ねェねェ」
『ねェな〜』
「きっと今頃飛ぶか走るかで¨真正面¨から乗り込んで屋敷に入ったはいいものの、どこへ行って良いか分からず船大工達に追いかけ回されてる頃だと思わない？」
「あァ……思う」
「思う思う」
『思うな〜』
こんな事言うのもなんだけど、ダメな方向で信頼があるな
今までの付き合いからしてどうなってるか凄く鮮明に思い浮かべられる……
「船大工達から見ればルフィは犯行一味の¨主犯¨だもの、¨メインイベント¨が飛び込めば皆そっちに意識が行くに決まってる。
つまり屋敷正面のガードは今かなり手薄になってると考えて間違いないわ！私達はその隙を突っ切って大騒ぎの船大工の群れに混ざっちゃえるのよ！」
「成程、ルフィのお陰で今侵入の絶好のチャンスって訳か……」
『木を隠すなら森の中……って事か』
「納得だ！じゃあ飛び込んで大丈夫だな」
「あの屏を飛び越えられそう！」
「よし入るぞ！ルフィに続け！」
屏に向かって真っ直ぐ走り、勢い良く飛び越えて軽やかに地面へと着地する
辺りに響いたのは、とすっ、という着地音
大乱戦が起こってるはずなら、こんな音聞こえないハズなんだけど
『……見誤ったな？』
「……！！！」
大勢の船大工達の視線が向けられた中、俺達全員の心の声が一致したと思う
恐らく、どこが手薄だ。だと思う
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鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
