Episode.426 ページ40
「ねェそげキングこの冷気の棒の使い方だけど……」
『あ、ついでに俺のも聞いときたいことが』
「ええい私に聞くな！」
5分経ち、今から作戦の通り行くとゾロが鉄柵を斬って突撃する予定だ
しかし、急遽ココロさんから作戦変更だと指示が来た。車両にしっかり掴まってろとのこと……何があったんだ？
「おうアホ剣士！何かあったか！？」
「「正門」を閉められた！」
「何だとォ！？」
「大変だー！門にぶつかるぞー！！」
「えーーッ！どうすんだーー！？」
「避けて避けてココロさーーん！！」
しかし、ゾロ曰く道はあるとの事。あのカエルくんに鉄柵を突っ張らせていたのを見て何となく想像が着いた
突っ張ることによって鉄柵がぐにゃりと曲がる、勢いの着いた海列車は柵に当たっても勢いは落ちることなく乗りあげようとしている
まさか、いや……まさか……このままだと……！
────ふわり、感じる、浮遊感
海列車は勢いのまま鉄柵を飛び越え、宙を飛んだ
そして、船内では阿鼻叫喚
「死ぬーーッ！！」
「えーー！？死ぬのかーー！？」
「ナミさん早く俺の胸の中へ！」
「滝の大穴があるのよ！？バカー！！」
『今度こそ死んだかもな……』
「ゾロあんた着地の事考えてあんでしょうね！？」
「任せろ！運に」
「運任せかーー！！」
ああでも、着地点を見た感じなんとか滝の大穴に落ちることは無さそうだ
しかし……アレだな
門開けてもらった意味、あんま無かったな
そんな事を考えてると船体全体に激しい揺れと衝撃が走る、何かにぶつかったのか！？
ソファにしがみついていたからそこまで怪我も負ってないし運が良かった、周りの奴らも皆そんな感じだった。ウソッ……そげキングは割と致命傷にレベルの怪我負ってるけど
そろりと窓から外を除くと見渡す限りの海軍達、無事に門の向こう側に辿り着けたみたいだ
……さて、ここからは真剣勝負だ
負けられないな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1027人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
