Episode.421 ページ35
「まだか！？バッシング・トム！」
『それだと非難だ』
「¨パッフィング¨！ちょっとルフィ！中入ってなさいよ！せっかく着替えたのにびしょ濡れじゃない！」
「良いんだ！ここが好きだ俺は！」
航海は今のところ順調、特に何も起こらず暇を持て余した面子が船内で先程のルフィとゾロの真似をして遊んでいるところだ
ゾロは武器でも磨いてろと言ってたけど、気張りすぎるのも疲れるしな……程よく気を抜いてる方が良いかもしれない
けれど、ルフィが前方に列車が見えたと言うと皆して直ぐに臨戦態勢になった。もう追い付いたのか
「オイ、ありゃあ海列車だが……機関部がねェ！ただの車両だ！止まってる！」
「何だと！？」
俺も窓から見てみたけれど、確かに車両が止まっている。恐らく切り離されたんだろう
サンジとウソップが居るかもしれないと言っていたが、大方アイツらが切り離したんだろう。でも万が一があるよな……
アイツらが居なくてもあの車両が止まってるんならこのままだと激突するのには変わりない、この列車ブレーキねェみたいだし
『やけに落ち着いてんな』
「アイツらが何とかしてくれるでしょ」
『それはそうなんだけど』
現に、窓に映るは真っ二つになったのであろう船の片割れがふわりと宙を舞っている光景だった
とんでもない光景だけれど、慣れてきた。上の方で皆大騒ぎしているのか天井からパラパラと埃が舞ってきている
しかし、どうやらあの船だけではなかったようだ。何やら進行方向に人が居るとか……何とか聞こえてきた
気になってもう一度窓から身を乗り出して見てみると本当に人が居て、フランキー一家の一人が言うには海軍本部の大佐だとか……何であんなとこ居るんだ
「何とかなるわよ、座ってなさい」
『はいはい……』
「戦闘はアイツらに任せておいて、私達はこれからの為に体力温存しときましょ」
それもそうだ、もちろん戦うことなく奪い返せたら万々歳だけど……百ゼロでないな。そんな上手くいくハズない
全力を尽くそう、ウソップからの武器もあるんだし。いける
再び上から騒ぎ声と歓声が聞こえてきた。多分海軍の奴を倒したんだろうな
向こう側……サンジ達も上手くやってるといいけど
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鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
