Episode.401 ページ15
『ぅ……』
全身が痛い、でも生きてる。生への執着が尋常じゃないな
あー、でも、
んでもって嫌な夢見た、死ぬ間際ならもう少し良い夢見たい
「おいこっちもだ！女と男が目を醒ました！」
「ど……どうする！？すぐに¨麦わら¨の居場所を吐かせるか！？」
あ、マズイ。そういや下に落とされたと言うことは未だ誤解が解けていない造船所の人達が集まってるあの庭のとこに居るのか今……
ナミも目を醒ましたらしい、幸い傷は少ない。こう……俺が下になって緩衝材みたいな役割になってたみたいだ。良かった
それでも怪我してる。サンジに何て言われるか……
って、今はそれどころじゃないな。囲まれてるんだ。戦って勝てる人数じゃないけれど何とかしないと
「あ！……ちょ、アイスバーグさん！まだ動いちゃ……！」
そう声が聞こえてきて、足音のする方を見ると怪我は負いつつも無事に逃げ出せた彼が立ってた
そういやチョッパーは！？と思い辺りを見回すとボロボロだけれどちゃんと居た、良かったァ……あそこから抜け出せたんだ
「……お前ら俺達から少し離れてろ。この女と男と三人で……話をしてェ」
「……？」
『……分かった』
周りの造船所の男達が狼狽えつつも、距離を取ってくれた。信頼されているな
話したい事ってのは大方予想が着く、俺らも話したい事は沢山あるし
ナミに立てるかと手を差し伸べて、近くに居た人に何か羽織るものをくれないかと頼んだ
もう完全に夜で寒いだろうから、何か着せてあげないと
『大丈夫か？ほら……』
「ありがと、Aこそ怪我……」
『平気、案外しぶとかったみたいだ』
へらりと笑ってみせた。本当はめちゃくちゃ痛いし歩くのも苦痛だけど
でも、勝手に俺が下敷きになったみたいな形なんだし無駄に心配されたり負い目感じられたら申し訳ないしな……
アイスバーグさんにお待たせしました、と言って屋敷から少し離れた塀の傍まで移動した
「まずは……ンマー……申し訳無かった……お前達に妙な濡れ衣を着せた。誤解は後で解いておく……
話はニコ・ロビンの事だ……」
「！何か知ってるの？」
『少しでも情報が欲しいんだ、知ってる事全部教えてくれないか』
俺はまだロビンの事、信じてるから
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鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
