少女の行方は ページ5
▽...あら、二人共お帰りなさい。...その子は...その子は、もしかしてヒューマンかしら?しかも、女の子の!
引き摺られて連れてかれた場所はありふれた様な家だった。
▲.........
このモフモフの人は誰だろう?とっても綺麗なお洋服を着て、僕のことを女の子と言い、お帰りなさい、と緑色の服と青い服に言ったこのモンスターは。
*ただいま、ママ!この子ね、今日落ちてきたみたいなの。僕達が遊びに出掛けたら、居たんだよ!
▼僕はゆっくりお話したかったんだけど、ママに早く会わせたくって!
...なんだ。僕の意見は全無視か。
▲...あ、あの...
喋らないのもあれだし、喋る努力くらいしておこうと思い口を開く。
また、否定されないかな。心配で仕方が無かった。口を開いた事で、全身の血の気が引いていくのを感じた。
▽...なあに、お話したいことがあるならお話してちょうだい?
そのモフモフは、僕の手を取ると優しく微笑んだ。
▲僕が、怖くないの?
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美由希(プロフ) - こういう世界観、大っ好きです!! (2017年1月27日 15時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タンポポ | 作成日時:2016年12月4日 11時