日常記録3【爆豪勝己】 (ページ24)

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卒業アルバムページ24

上「久しぶりに卒アルでも見よぜ〜
かっちゃん～、どこある？」

ドンッとこちらに卒業アルバムを放り投げ爆豪はトイレに向かった

それを気にせず4人でアルバムの1ページ目をめくる

貴「わー、若いな」

上「高一とかマジでガキくせぇ顔してんなぁ」

貴「上鳴のアホ顔は今でも変わんないよ？」

上「ひでぇ～前よりは制御できるようになっもんっ」

貴「文化祭だ、懐かし～～」

無視しないで！？という上鳴の声を無視してページを進める

瀬「このかっちゃんの敵顔やべぇな」

貴「ほんとだ、敵顔ていうかもう敵じゃん」

切「つーか爆豪、Aの隣多くね？」

そんな切島の一声に「ん？」と思い改めて意識してみると、確かにどの写真にも爆豪が隣にいる

貴「おー、ほんとだ

ほぼ一緒にいる」

瀬「なにお前、気づいてなかったの」

貴「え、なにが？」

上「そーいや俺も、2年の体育祭んとき
隣でピースしてたら爆破されて丸焦げになったわー」

切「あ！！！」

貴「なっなに！急に大きい声出して」

切「わりぃ！俺も思い出してよー

この写真、隣代われって言われてそん時は気にしてなかったけどよ、たしかに爆豪が場所拘るとからしくねぇなーって」

そう言って修学旅行の写真を指さす切島

貴「え、つまりなんなの？」

瀬「はぁ～～、当人がこれじゃあ苦労すんね～

かっちゃん」

爆「あ？」

そこにトイレから帰還した爆豪

貴「ねぇ、卒アルの写真、
爆豪わたしの隣ばっかなんだけどなんで？」

爆「は？」

上「ちょちょちょちょちょ、その話は俺たちのいねぇところでしてくんね？」

貴「なんでよ」

瀬「俺ら3人明日早いし帰るわ

お前休みでしょ？片付け手伝ってやって」

切「わりぃな！」

貴「いや、え？

急に帰んじゃん」

そんな私の呼び掛けを無視して3人はさっさと帰り支度をする

時間も時間だし休みは私だけだからしょうがないか、と玄関まで見送った

貴「でさ、なんで爆豪わたしの隣でいっぱい映ってんの？わざとなんでしょ？」

爆「マジで言っとんのか」

貴「さっきからなんでみんなそんな反応なの」

机の上の空き缶をゴミ袋に捨てながら爆豪の方へ視線をやると、呆れた目でこちらを見ていた

爆「一生わかんなくていーわ」

そう言ってキッチンの方へ行ってしまう爆豪を追いかける

貴「なんでよ、教えて」

爆「洗ったの拭け」

貴「拭くから教えて」