35話 信じてた ページ35
翌朝私達の撤退時間、安原さんが見送りに来てくれた
安「・・・本当に色々とお世話になりました
一応原因は坂内の祟りって事になってるんで騒ぎを収めるためにも慰霊祭のようなことをやろうと思ってます」
『それがいいと思います』
麻「・・・坂内君は呪詛が失敗して残念だったかな
ほっとしたのかな・・・」
滝「どっちだと思う?」
麻「わかんないよ、わかんないけど・・・ほっとしてくれてたほうがいいな・・・って思って」
『大丈夫だよ、ほっとしてるよ・・・』
きっとね・・・
滝「ところで少年、ここだけの話だけどな
実はあんときビビってたろ?」
安「あの時・・・ああ、呪詛を返すって言われたときですか?」
滝「そうそう」
安「んー・・・でも僕信じてましたから」
信じる・・・?
滝「なにを?」
安「自分を」
『え、』
安「だってこの若さで死ぬほど悪いことした覚え無いですから
なにがあっても自分だけは助かるって確信がありました」
・・・・・・ポジティブなんだかなんなんだか・・・
滝「・・・お前さんは長生きするよ・・・」
安「そのつもりです」
・・・だろうね
〜サイレント・クリスマス〜 1話 プロローグ→←34話 気配
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海歩優(プロフ) - リュウさん» ありがとうございます!ぼーさん夢なかなかないですよね、私もそれがきっかけで書き始めました。頑張ります! (2020年5月5日 14時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
リュウ - いつも更新楽しみにしています。ぼーさん夢がなかなか無いので是非完結までして欲しいです。 (2020年5月4日 22時) (レス) id: 29665f9b68 (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - あこさん» コメント嬉しいです!ありがとうございます! (2020年4月5日 20時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。すごく面白くて続きが気になります!更新頑張ってください^ - ^ (2020年2月16日 16時) (レス) id: 2f6741d080 (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - 笹△▲さん» ありがとうごいます!頑張ります! (2019年12月14日 22時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海歩優 x他1人 | 作成日時:2019年12月12日 0時