【ゴーストハント】式神使いの女の子[禁じられた遊び]

２話　プライバシー ページ2

ガラッ


　
安「お待ちしてました」



会議室のドアを開けると安原さんが待っていてくれた



松山「安原！お前、授業は」



安「３年はもう短縮授業ですから」



３年の３学期に生徒会長なんて・・・珍しいな・・・



松山「受験は大丈夫なのか」



安「ご心配なく」



松山先生より安原さんの方が大人みたいだわ・・・



滝「さて！ベースも確保した所でまずはどうする？」



ナ「そうだな・・・各事件に関わった生徒たちに話を聞いてみようか

麻衣、A探してきてくれ」



麻「どーやってさ！？」



麻衣の言うとうりだよ・・・



『ナル、さすがに無理だよ

この学校の事を分かってる人、っていうか安原さんにお願いしたらいいんじゃないの？』



ナ「その方が早いな、お願いします」



松山「手っ取りばやくやってくれ、俺も忙しいんでな！」



この先生いつまでいる気なの？

邪魔なんだけど・・・



『先生はお帰り下さって結構ですけど？』



松山「そうはいかん、生徒を管理するのが俺の仕事だ」



管理って・・・何その言い方、何様？



ナ「事件に関わった以上彼らも依頼人のようなものです

依頼人のプライバシーは守ることにしていますので」



松山「子供にプライバシーがあるか！！

それともなにか？俺がいちゃ都合が悪いことでもやらかすつもりか？

俺は霊能者なんかを学校に入れた奴の言い分が聞きたいんだ」



『だったら校長室へどうぞ、依頼したのは校長先生ですから』



松山「かまわんさ！なにかあったら校長の責任だからな！」



そう言うと先生は会議室から顔を赤くして出て行った

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