７２話 私達の仕事の時間 ページ23
赤≪ちょっと！連絡もよこさずに心配するこっちの身にもなりなよね≫
「えへへ・・・ごめんね業、皆も心配かけてごめん」
諏「あれって間瀬榛名！？なんで・・・」
やっぱり皆ビックリしてるよね・・・
「皆に隠してたことがある・・・詳しいことは話せないけど・・・
椚ヶ丘中学３年Ｅ組・・・皆聞いたことあるでしょ？」
宇「椚ヶ丘って・・・あの？」
「うん」
私はカラコンを外した
石「そういえばＥ組には外国人の女の子がいたって・・・」
「うん、それが私
あれから普通になりたくて、いろんな人に助けてもらって隠れて生きてたんだ
甲斐、甲斐はベルムズのＫに澪奈の弱みになる動画を撮るよう言われたんでしょ？
甲斐はＫの正体を知ってる」
魚「Ｋって…？」
「ベルムズのリーダー
でもその正体は一部の人間しか知らない
甲斐、あんたは独りじゃない
私が、私達が必ず何とかする！！」
私が甲斐と目を合わせると勇気を振り絞るように口を開いた
甲「・・・ッ、喜志だ
ベルムズのリーダーは・・・っ
“喜志正臣”って男だ」
「居場所は？」
甲「・・・中央町のＹＵＲＩＢＡってガールズバーだ。
事務所はその奥にある」
「ありがとう」
ここからは私達の仕事だ
「烏間先生、イリーナ、防衛相として警察と手を組んでください
警察への連絡は先生がしてくれてるはずです
男子は甲斐の家の周辺の警備とベルムズの対応
女子は甲斐の兄弟の相手してあげて」
潮≪分かった、任せて≫
烏≪A、絶対に無事に帰ってこい、
それが俺の俺達の望みだ≫
「烏間先生・・・うん、ありがとう
絶対に帰るから、待ってて」
それからしばらくして
先「甲斐、警察が喜志を拘束した
お前も、お前の家族も心配ない
それと、お前の母さんのことだが・・・
佐久間先生のご実家が、介護施設を経営してるらしく、お母さんの面倒を見てくれるそうだ」
「喜志が出てきても大丈夫、私達に任せて」
先「変わるなら今だ
お前のその手で、道を切り開け
・・・俺が好きなヒーローのセリフだ」
先生が場の空気を和ませるように言った
微笑みながら言う先生は本当にヒーローのように輝いて見えた
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リィ(プロフ) - お…面白い…！更新頑張ってください！続きが楽しみ…！！！ (2021年7月31日 20時) (
レス) id: 82ad03ac51 (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 面白いです！作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね！ (2020年6月12日 16時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - うりよさん» そう言っていただけて嬉しいです！ (2020年4月5日 20時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - レズアさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月5日 20時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
うりよ - 続きが気になります！！！！ (2020年4月3日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海歩優 x他1人 | 作成日時：2019年4月18日 22時
