６６話 関係の時間 ページ17
甲斐を追うと美術室に入って行くのが見えた
甲隼「・・・烏間・・・
なんだよ、お前まで相談乗るよとでも言いに来たか？」
「いえ、そんなことを言うつもりはありません
ただあの日何があったかは知っています
甲斐君と一緒に澪奈を助けた赤髪の男の子、業は兄弟みたいなもの何です」
甲「あいつが・・・？」
「あれから時々会って話していたことも知っています
まぁ・・・甲斐君が本当は優しいこと、私は知ってます
澪奈を不良グループから助けた時と同じように
少しの勇気を出すことで何か変わるかもしれませんよ」
そう言うと甲斐はなにかを振り切るように頭を振った
甲「お前には関係ねェよ・・・」
そう言って甲斐はじっと静かに地面を見つめていた
柊「なに黄昏てんだよ
・・・早く帰りたいよなぁ。幼い弟と妹が待ってるんだろう」
タイミングをかうかがっていたかのように準備室からでてきた先生は甲斐に声をかけた
・・・弟と妹・・・？
甲斐に兄弟がいたんだ、でも他に妹や弟がいる子はいるはず・・・
なのになんで甲斐にだけ・・・
先「一応担任だからな。家族の事情くらい把握してるよ」
先生はいつものように甲斐をを挑発しながらいつものような笑みで笑っていた・・・はずだった
先「・・・あ"ッ・・・あ、はぁ・・・はぁ・・・」
「先生・・・？先生！！」
先生は急に苦しみ、もがき始めた
ガンの発作・・・！？というより痛み止めが切れた？
柊「・・・皆抱えてるものは、軽くないみたいだなぁ」
普通のいつも通りを装っていた先生はいつも通りなんかじゃなかった
先生は自分の体を犠牲にしてまで私達に何を伝えたいの・・・？
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リィ(プロフ) - お…面白い…！更新頑張ってください！続きが楽しみ…！！！ (2021年7月31日 20時) (
レス) id: 82ad03ac51 (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 面白いです！作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね！ (2020年6月12日 16時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - うりよさん» そう言っていただけて嬉しいです！ (2020年4月5日 20時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - レズアさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月5日 20時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
うりよ - 続きが気になります！！！！ (2020年4月3日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海歩優 x他1人 | 作成日時：2019年4月18日 22時
