【３年A組】学校嫌いの美少女ちゃん【暗殺教室】

４９話　知らない ページ50

美術室にいるとなんとなくざわざわしていた気持ちが落ち着いた



先「どうした、教室にいるのは嫌か？」



「・・・嫌なわけじゃない

でも、皆は綺麗だ・・・私は汚れてるから・・・

時々自分の穢れを自覚させられる・・・それが辛い・・・」



先「どうして、自分が汚いと思う？」



「皆は知らない・・・血の生温かさも死体の冷たさも

この世の汚さもなにも知らない

だからあんなに綺麗な涙を流せる

綺麗な笑顔ができて素直に人を好きになれる

全部私にはできない事ばっかり」



先「お前は汚くなんかないよ

たしかにクラスの奴らが知らないようなことも知っているかもしれない

でもな、お前が景山の過ごしていた時の笑顔は綺麗だ

それにな、今はいなくてもいつかは好きな人もできるさ」



「・・・そうなの・・・かな・・・」



先「そうだ。さぁ教室に戻ってもう休め」



「ありがと」

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