４８話 友達 ページ49
先「それが痛みだ。その痛みを一生忘れるなよ」
さくらは自分のハンカチを宇佐美さんに渡した
茅「澪奈がこれをくれた時言ってたよ
それ、私の大切な友達が好きなキャラクターなんだって
澪奈はずっと友達だと思ってたんだよ。あなたの事」
「そのキャラクターのハンカチ私ももらったことあるんです
その時澪奈は悲しそうな顔で言ってました
あの子が本当の意味で友達になってくれるのを待ってるんだって
あの子ってあなたの事だと思います」
私達の話を聞いて宇佐美さんはハンカチを握りしめて泣き崩れた
先「今日の授業はこれで終わりだ。お疲れ様」
逢「待ってください！景山がじさつした理由は分かったんだから僕達を開放してください」
先「まだだよ。あの動画を作ったのは別の人間なんだよな？
誰が、どういう意図で作ったのか
それが分かるまでは俺の授業は終わらない」
そう言って教室を出た先生を甲斐達が追って行った
おもしろそうと思って私もついて行った
甲「待てよ！中尾はどこだ！俺達を脅すために殺したように見せかけただけなんだろ？」
先「ふはは・・・」
甲「なにがおかしい」
先「俺は優しい人間に思われてるんだな
ちょっと待ってろ」
そう言って準備室から出てきた先生が私達に向かって投げてきたのは人間の手首だった
甲「うわぁ・・・」
先「中尾のだよ。ホルマリン漬けにすれば死臭も少ない
ちょうど明日には全部切断できる。やるよ」
石「か、甲斐！」
甲「ふざけんな！」
そう言って先生が差し出すと男子たちは怯えながら逃げて行った
先「お前は逃げないか」
「だって偽物じゃん、それ
中尾とは手首の骨格が違うし初心者が人間の手首はそんなにきれいに切断するのは無理だもん」
先「まぁお前がダマされるとは思ってなかったよ」
「でしょ？
先生・・・もうちょっと美術室にいてもいい？」
先「ああ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 926人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふうま - 頑張って下さい！ (2020年8月17日 12時) (
レス) id: 976e32240b (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - ましゅさん» 頑張ります！ありがとうございます！ (2019年8月13日 23時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - ましゅさん» 頑張ります！ありがとうございます！ (2019年8月13日 23時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
海歩優(プロフ) - 梨花さん» 遅くなってしまい申し訳ないです！全体公開にしました！ (2019年8月13日 23時) (レス) id: 77975fecce (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - 完結まで頑張ってくださいね！ (2019年7月25日 9時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海歩優 x他1人 | 作成日時：2019年3月16日 21時
