【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

陸話 ページ7

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『……私、ここから先に入りたくないです。後藤さんだけで行ってください』







本部についたはいいがなるべく入りたくない







「いや、なんでだよ。ほら行くぞ。柱こえーんだよ」







そう、何にせよ柱合会議でこの男の子と鬼の子の裁判が行われるのである


本部は目の前


たぶんだけど、柱の皆さんはほとんど揃っている


だからこそこわい


柱だよ？しかも裁判とか







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それから少し経って先に折れたのは私の方だった







『……分かりました、行きます』

「やっとかよ……ほらじゃあ早く……」

『でも、私は鬼の子と一緒に遠くの日陰から見ときます』

「おい」

『大丈夫です。後藤さんが大変なことに巻き込まれた時はすぐに向かえる距離にいますから』







決意を決めたとはいえ、その程度である


でも譲れない







「……はあ、でも一応挨拶はしとけよ」

『もちろんですよ〜』







やったぁ！と声をあげる私を見る後藤さんの目が呆れているのは気にしない







『……この子達、殺されちゃうんでしょうか』

「さあな、俺達にはさっぱりわからん」

『おぉ、結構揃ってますね』

「あぁ、こぇーなぁ」





「ま、前失礼しまぁす」

『し、失礼します！』

「あら、Aさんが連れて来て下さったのですね。お疲れ様です」







しのぶさん、目が笑ってないです







『し、しのぶさん、お久しぶりです……



じゃ、じゃあ、後藤さん。私は鬼の子と一緒にあちらに行っておきますね』

「あ、あぁ」







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「起きろ、起きるんだ。起き……オイ」







するとしばらくすると先輩の結構独特な起こし方の声が







「オイ、コラ。やいてめぇ、やい！！」







やいってなんですか、やいって







「いつまで寝てんだ！さっさと起きねぇか！！



柱の前だぞ！！」









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