【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

肆拾肆話 ページ45

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炭治郎くんは煉獄さんに用があるらしく、


煉獄さんを探していたのだという


どうも、日の呼吸やら、ヒノカミ神楽やらを煉獄さんに聞きに来たのだとか







「うむ！そういうことか！」







やはり、炎系統の呼吸であるから煉獄さんはしっているのだろうか







「だが知らん！」






知らないんかーい


煉獄さん、すごい勢いで言いきったな……







「''ヒノカミ神楽''という言葉も初耳だ！君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいが、この話はこれでお終いだな！！」

『えっ』








終わり？

もうちょっと話してあげても……







「えっ！？ちょっともう少し……」

「俺の継子になるといい！面倒を見てやろう！！」







ぜんっぜん話が噛み合っていないふたり







「待ってください！そしてどこみてるんですか！」

「炎の呼吸は歴史が古い！」







この話は長くなるぞ……


それにしても鬼の雰囲気が感じられない


この汽車のどこに潜んでいるのだろうか……


そう一人で悶々と考えていると







『あ、動いた』

「うおおおおお！すげぇすげぇ！速ぇぇぇ！！」

『ちょっと、伊之助くん、危ないよ？』

「そうだぞ馬鹿！」

「俺外に出て走るから！！どっちがいい速いか競走する！！」

「馬鹿にも程があるだろ！！」






もう伊之助くんのことは善逸くんに任せよう


でも、善逸くんってあんまり任務とか好きな方じゃないって言ってたよね


いつ鬼が出てもおかしくないのに落ち着いてるのは成長したのかな？







「危険だぞ！いつ鬼が出てくるかわからないんだ！」

「え？」

『あれ、知らなかった？』

「嘘でしょ、鬼出るんですかこの汽車！！」

「出る！」

「出んのかい嫌ァーーーーッ！鬼の所に移動してるんじゃなくここに出るの嫌ァーーーーッ！俺降りる！！」

『善逸くん、他にも乗客がいるから静かにね』







なるほど……知らなかったのね


だから今まで余裕があったのか









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