【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

丗参話 ページ34

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『あ、いたいた。おーい！炭治郎くん！』







そこには今にも死にそうな顔の炭治郎くんが


しかし、声をかけるといつもの笑顔でこちらへと駆けてきた







「Aさん！どうしたんですか？」

『君に全集中・常中のコツを教えるよう、しのぶさんに頼まれたからね』







強力な助手三人も連れてきたし


そう言うと、炭治郎くんは嬉しそうにお礼を言った








「ありがとうございます！」

『まずは疲れているだろうからおにぎり食べなよ。……と言っても私が作ったわけじゃないけど』

「はい！」

『まあ、食べながら聞いてね。ここに瓢箪があります。炭治郎くんにはこの瓢箪を吹いて貰います』

「瓢箪を吹く？」

『うん。しのぶさんがよくお弟子さんとかに教える時のやり方なんだけどね』

「へぇー。面白い訓練ですねえ。音がなったりするんですか？」

『そんなヤワなことしないよ〜。






吹いて瓢箪を破裂させるんだよ』

「へぇー」







笑顔でおにぎりを食べながら話を聞いていた炭治郎くんの動作が全て止まる







「えっこれ？これを？この硬いの？」

『そうだよ。しかもこの瓢箪は君が知っているものよりも特殊なのでかなり硬い』







そう言って瓢箪を指で叩くとコンッという中々の硬さじゃないと聞こえない音がする







『これは小さいけど、これを破裂させたらもう少し大きいの……って感じでやっていくんだけど……カナヲちゃんが今破裂させられるのはこの位らしいよ』







と、前の瓢箪よりも何倍もある瓢箪を見せる


すると炭治郎くんの顔が中々面白い顔になった


君、結構表情変わるよね







『まあ、頑張ろう！』









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