その32 ページ33
乱「倒した…の?」
肥前「嗚呼、終わったんだ。こいつもこの改変された歴史も」
肥前は転がっている吉田東洋が握っていた刀を拾い、札を貼って何処かへ転送した。
肥前「これにて、文久土佐藩。任務完了だ。おまえら、よくやった。」
陸奥「完了って……おんしら、二人はどうするんじゃ?」
肥前「俺たちはまだこの現場の後処理、政府の野郎たちに報告がある。」
乱「僕たちの本丸にはこないの?」
乱が訪ねると肥前はだんまりである。南海は乱の頭を撫でる。
南海「大丈夫さ、事が片付いたら君達の本丸にお邪魔するさ。」
陸奥「いつでも、くるき。わしらの主にもおんしらに会わせたいぜよ!」
鯰尾「いつでも歓迎しますよ!」
骨喰「歓迎する…」
山姥「主も、きっとお前達を気に入るだろう。」
乱「燭台切さん達のご飯も食べさせてあげる!すっっごく、美味しいんだから♪」
陸奥守達はそのまま肥前達と別れ、本丸に帰還した。
肥前「さて、南海先生。俺たちも帰っt」
南海「いや、僕はもう少しこの辺を見て回ってから帰るよ」
肥前「は?いや、ちょ、おい!?」
南海はそのまま何処かへ行ってしまった。肥前は政府に強制的に転送させられてしまい、南海はまだ文久土佐に残ったままになってしまった。
後に南海から「迎えにきてくれ」という連絡が入ったのは三日も後の話しであり、迎えにいったのはいうまでもない。
南海「いや〜、すまないね。わざわざ迎えに来てもらって」
獅子「陸奥守から聞いた南海って……こいつだったのかよ…」
迎えにいった獅子王率いる第四部隊が南海を無事に保護して帰ってきた。
宗三「陸奥守のいう通り、好奇心旺盛で目を離せませんね…」
南海に本丸を案内している宗三も獅子王と同じ部隊にいた刀の一振りだ。
南海「君達の主、審神者は女性かい?」
獅子「お、よくわかったな。」
南海「まぁね。あの花壇とこの庭の造りを見る限り女性かなって思ったんだ。」
宗三「観察力が凄いですね。」
宗三と獅子王は最後に審神者部屋に案内する。
獅子「ここが主の部屋だぜ」
南海「いよいよ、ご対面だ」
獅子「獅子王だ!主、南海先生を連れてきたぜ」
A『入っていいよー…』
獅子王が障子を開けると、審神者部屋にいたのは内番服の肥前と短刀の小夜左文字がいた。
南海「肥前くん、ここにいたのか」
肥前「南海先生…、やっときたのかよ。」
南海が審神者部屋に入るとあぐらをかいている肥前の懐に小さな少女がいた。
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華音(プロフ) - おはようございます(^ν^)初めましてm(_ _)m刀剣乱舞大好きで1stシリーズから全て読ませて頂きました☆ヒロインが可愛くて癒されました♪ただ、全体的に所々てまはありますが誤字脱字が御座いましたので^^;御報告致しますね。次のお話も楽しみにしております(*^^*) (2020年10月1日 8時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続きが楽しみです! (2020年3月12日 13時) (レス) id: b894c1a537 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - うわぁ武田尾最低!Σ( ̄□ ̄;) (2019年12月27日 19時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - こんにちは、1シリーズから全部を読みました!幼女ちゃんがすっごく可愛くて、その作品が大好きです!いっぱい更新、頑張って書いて下さい!ずっと待って応援します!(*´▽`*) (2019年8月15日 8時) (レス) id: 0adfd28de5 (このIDを非表示/違反報告)
gaby(プロフ) - 編集下手くそマンさん» そうだったのですね…ごめんなさい、Twitterでもフォローされているようなので、もしかしたらと思って…。意見しておきながらなんですが必ずしも直される必要はないと思います…!大変失礼致しました。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: d8a5fccbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:編集下手くそマン | 作成日時:2019年2月22日 21時