その15 ページ16
父「生きてるだけでこんなに金が貰えるんだからな、お前はいい金づるだな。」
優しかった父と母は金に目が眩み、私を見る目ががらんと変わった。生きてるだけで金が貰える。こんなにいい道具はないだろう。
母「こんな子に生活費を貢ぐなんてもったいないわ！」
父「この子の世話はあのおんぼろ刀にやらせればいいだろう」
耳鳴りがする。凄く煩い。頭も痛い……脳みそが割れそうだ。
生きているだけ、私には地獄なのかもしれない。こんなのたえられなかった。耐えられない。
そんな時、たまたま父が選んだ刀が私に生きる希望をくれた。
(陸奥「わしは陸奥守吉行じゃ、せっかく、こがな所にきたがやき！世界を掴むぜよ！！」)
A『むっちゃん……』
ぽつりとあの屋敷の前でその名前を呼ぶ、すると遠くから声が聞こえた。
陸奥「主ーー！！！」
A『！』
ふと顔を上げるとそこにいたのは陸奥守だった。審神者は屋敷の前から離れようとした時、背後が紙のようにベリベリと剥がれ、ガラスのようなものが張り巡らされる。
A『あ……』
審神者はガラスのようなものが当たらないように後ろに下がる。
陸奥「主ー！！」
陸奥守がこちらに手を伸ばしていた。しかし、その手を伸ばした先にガラスが生えてきた。
A『むっちゃん！！』
陸奥「！？」
小夜「陸奥守さん！！」
斬れる。陸奥守の手が指が斬れそうになったとき、小夜が陸奥守の体に飛びつき、回避させた。しかし、二振りはそのまま奈落のそこへ落ちる。
A『むっちゃん！小夜ちゃん！！』
二振りは見えなくなってしまった。陸奥守は落ちていくなか、届かなかった手が空を掴んだ。
陸奥「ある……じ……」
陸奥守はそのまま、意識を手放した。
？？「…きろ！……起きろ！陸奥守！！」
陸奥「！！」
陸奥守が目を覚ますと周りには和泉守達がいた。
陸奥「お、おんしら……」
和泉「陸奥守、主はどうした！」
陸奥守は体を起こし、上を見つめる。落ちてきた高さはそんなにないが、相変わらずあのガラスのようなものが生えている。
陸奥「主はあの上じゃ」
清光「え？二振りとも上から落ちてきたの？」
蜂須「よく生きてたね…(汗」
陸奥守は立ち上がる。和泉守達も立ち上がり上を見る。
堀川「彼処に…主さんが」
安定「でも、あんな所……どうやって突破するの？」
和泉「んなもん、決まってるだろ。」
小夜「道がないのなら……」
青江「自分たちで」
長曽「切り開くまでよ！！」
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華音(プロフ) - おはようございます（＾ν＾）初めましてm(_ _)m刀剣乱舞大好きで1stシリーズから全て読ませて頂きました☆ヒロインが可愛くて癒されました♪ただ、全体的に所々てまはありますが誤字脱字が御座いましたので^^;御報告致しますね。次のお話も楽しみにしております(*^^*) (2020年10月1日 8時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続きが楽しみです！ (2020年3月12日 13時) (レス) id: b894c1a537 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - うわぁ武田尾最低！Σ(￣□￣;) (2019年12月27日 19時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - こんにちは、１シリーズから全部を読みました！幼女ちゃんがすっごく可愛くて、その作品が大好きです！いっぱい更新、頑張って書いて下さい！ずっと待って応援します！(*´▽｀*) (2019年8月15日 8時) (レス) id: 0adfd28de5 (このIDを非表示/違反報告)
gaby(プロフ) - 編集下手くそマンさん» そうだったのですね…ごめんなさい、Twitterでもフォローされているようなので、もしかしたらと思って…。意見しておきながらなんですが必ずしも直される必要はないと思います…！大変失礼致しました。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: d8a5fccbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年2月22日 21時
