その13 ページ14
和泉「……。」
堀川「土方さん…」
土方？「………。」
沖田？「……。」
和泉守は清光と同時に刀を抜いた。二振りは元主に刃を向けた。堀川と安定は信じられないと言った顔をする。
和泉「そぉら！！」
清光「おらおらおらおらっ！！」
和泉守と清光は土方と沖田に斬りかかる。安定と堀川はどうすればいいのかわからないでいた。
カキンッ！！
和泉「っ！やっぱり……つえな、土方さん！！」
堀川「やめて…兼さん！やめてよ！！」
安定「清光も！わからないの！？沖田くんだよ！！」
カキンッ！
清光「わかってる！でも、こいつは沖田くんじゃない！！目を覚ませよ、安定ぁ！！」
和泉守と清光は二振りの制止の声を聞かずにひたすら攻撃を仕掛ける。安定と堀川は足が震え、立てずにいた。
和泉「国広ぉ！立て！！」
堀川「か、か……兼さん……」
和泉「また、主を失いてーのか！！あのチビを失いたいのか！！」
堀川「！！」
堀川は思い出した。あの時、自分のせいで審神者が目の前で敵に攫われていくのを。そんなのはもう嫌だ。堀川は自分自身の足に脇差を突き刺す。
堀川「痛っ…！……でも、こんな痛み……どうってことないや！！」
堀川は脇差を抜いて、和泉守に加勢する。
和泉「それでこそ、俺の相棒だ！行くぞ、国広」
堀川「……うん！！」
安定は堀川が和泉守に加勢しているのをみて、迷っていた。それと同じように不思議な気持ちがいっぱいだった。
安定「なんで……なんで……みんな。元主に、刀を向けられるの？……わからない。僕にはわからないよ。」
清光「何言ってんの、俺たちが……平気だと思ってんの！？そんなわけないじゃん！！」
安定「！！」
清光「あの見習いは俺達の元主を作って戦わせてるんだよ！？こんなの……屈辱でしかないじゃん！！」
清光は沖田の刀を振り払い、安定の前に立つ。
清光「気付けよ！あれが沖田くんなわけないじゃん！！それは、安定が一番わかってるんじゃないのかよ！！」
清光は安定の胸倉を掴む。安定は清光とその背後に立つ沖田をみた。
安定「でも……、あれは」
清光「沖田くんなら……『こんな所で油売ってないで、さっさと戦いに戻れ』っていうと思う。」
安定「！！」
清光「ねぇ、安定。俺達は守らなきゃいけない、戦わなきゃいけない。………元主の歴史と、今の主を守るために！！」
沖田が生きた歴史を、そして今の主…審神者を守るために、安定は刀をとり、沖田へ刃を向けた。
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華音(プロフ) - おはようございます（＾ν＾）初めましてm(_ _)m刀剣乱舞大好きで1stシリーズから全て読ませて頂きました☆ヒロインが可愛くて癒されました♪ただ、全体的に所々てまはありますが誤字脱字が御座いましたので^^;御報告致しますね。次のお話も楽しみにしております(*^^*) (2020年10月1日 8時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続きが楽しみです！ (2020年3月12日 13時) (レス) id: b894c1a537 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - うわぁ武田尾最低！Σ(￣□￣;) (2019年12月27日 19時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - こんにちは、１シリーズから全部を読みました！幼女ちゃんがすっごく可愛くて、その作品が大好きです！いっぱい更新、頑張って書いて下さい！ずっと待って応援します！(*´▽｀*) (2019年8月15日 8時) (レス) id: 0adfd28de5 (このIDを非表示/違反報告)
gaby(プロフ) - 編集下手くそマンさん» そうだったのですね…ごめんなさい、Twitterでもフォローされているようなので、もしかしたらと思って…。意見しておきながらなんですが必ずしも直される必要はないと思います…！大変失礼致しました。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: d8a5fccbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年2月22日 21時
