その33 ページ34
みよりが、審神者の鳩子と聞いて簡単には本丸を自分の物にできないとふんだのか、荒業だが、みよりの過去へ飛び、刀剣達の記憶からみよりを『悪い審神者』とでも、記憶を上書きでもしたのか………。ともかく、見習いに本丸を乗っ取られたらしい。
A『……みより、みよりは！』
役人「安心してください。みより様には外部からの傷、損傷は見られませんでした、しかし……」
後藤「……しかし？」
こん「余程、ショックだったのか……今現在、カウンセラー養成機関に……」
世に言う、『心の傷』だ。審神者はみよりの安否もそうだが、みよりの本丸……もとい、見習いの本丸が心配だった。
信濃「大将の鳩子さんの本丸の刀剣達はどうなってるの？」
役人「はい、今は一振りも破壊されていないようです。……『今は』」
五虎「………夜伽……でしょうか…」
A『………。』
こん「……夜伽はされていないとは、否定は難しいです……」
今、五虎退は昔の本丸のことを思い出しているのだろうか、少し声が震えていた。五虎退の虎は心配そうに「ぐるる……」と鳴く。
A『……呼び出した用はそれ？』
こん「……いえ、まだ用はあります。…審神者様、あなたはみより様の鳩子ならば、見習いが歴史改変した時代がわかるのではないかと。」
役人「我々、政府はそう思っております。」
後藤「ちょっと待て！大将の記憶に俺達が遡るってことか？！」
役人「……そう、なりますね」
信濃「俺達、刀剣が審神者の記憶に遡っても平気なわけ？」
後藤と信濃が役人と眼鏡こんちゃんに問い詰めるといかにも無責任な解答が返ってきた。
こん「刀剣が審神者の記憶に遡る。これは、今まで試したことがございません。なので、どうなるかは、わたくし達が知るよしもない、のです………」
後藤「てんめっ…巫山戯るな！！」
信濃「そうだよ！元はと言えば、政府があの見習いをちゃんと教育しなかったからでしょ！？」
五虎「あ、主様に……これ以上無理難題をおしつけないでください！…」
後藤「無責任なことを抜かすなよ、おまえら！！」
後藤と信濃、五虎退が眼鏡こんちゃんに怒鳴る。
こん「そうです。これは『無責任』なのです。無責任だからこそ、この問題は解決しなければならないのです！」
後藤「だー！！もう我慢ならねぇ！！」
後藤が抜刀しようとしたとき、役人が懐から札を取り出し、後藤の本体の柄と柄を掴んでいる後藤の拳に巻き付ける。
ばしっ！！
後藤「ぐっ！？」
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☆ねこ☆ねこ☆ - 過保護本丸・・・w好きな人出来たら相手徹底的に潰しにかかりそう・・・ (2022年7月28日 21時) (
レス) @page6 id: 1b5a174a77 (このIDを非表示/違反報告)
編集下手くそマン(プロフ) - 心咲さん» 南泉は出しますが、ソハヤ？千代金丸？知らない子ですね。← (2019年2月25日 10時) (レス) id: 0a69df3710 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 35話が37話になっています！ (2019年2月22日 11時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)
心咲 - いつも楽しく物語を読んでいます！大好きです！！ソハヤノツルキ＋南泉一文字＋千代金丸が出ていません、お願いして良いですか？南泉くんの猫語がかわいい！応援します、頑張って下さい！ (2019年2月4日 21時) (レス) id: 2574fe1d7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年2月4日 10時
