番外7 ページ20
昼の本丸、刀剣達は昼餉を終えてそれぞれ内番に取りかかっていた。そんな中、審神者は小夜とお昼ねをしていたのだが。
A『………重い』
小夜「……ん？」
小夜左文字。彼は審神者の初期鍛刀であり、審神者の唯一の理解者である。そんな小夜左文字に審神者は一つの悩みを抱えていた。それは。
A『小夜ちゃん、何で私のお腹に顔を埋めて寝るの？』
小夜「………だめ？」
小夜は短刀であるためか？審神者の懐に入る(お腹に顔を埋める)のだ。それはお昼ねに限らず、夜寝るときもだ。おまけにがっちりフォールドされる。審神者はそのせいで朝起きたとき、小夜に驚くのだ。
A『だめじゃないけど、苦しいから…』
小夜「……そっか、わかった。」
その夜、小夜は審神者の腹に顔を普通に埋めた。
A『………もう』
翌朝、小夜は審神者から『めっ…』と言われた。小夜はしゅんとなり、縁側で考えていた。
信濃「あれ？小夜じゃん」
小夜「信濃さん」
信濃は小夜の隣に座り、小夜から審神者の話しを聞いた。
信濃「なるほどね…、大将が中々懐に入れてくれない…と。」
小夜「つい最近までは何も言わなかったんだけど……」
青江「思春期かな？」
信濃&小夜「「！？」」
青江「やあ、お二人さん」
青江は採れたての野菜を横に置き、二振りの横に座る。
青江「それで？主は思春期がきたのかい？」
小夜「思春期？……」
信濃「思春期ってなに？」
青江「思春期は人の子が一定の歳の時期を迎えると大人に一歩近づくようになるらしいよ。まぁ、詳しいことは分からないけどね？」
小夜「ま、待って……主はまだ３歳…(ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ」
信濃「お、落ち着いてよ！小夜！！」
信濃は小夜を落ち着かせる。以前、審神者が大人になったことがあったが、まさか、そんなにショックを受けるとは信濃は思ってもいなかった。
青江「一部の人の子は父親を毛嫌いするらしいよ。君たちは主の父親代わりだから……どうなるんだろうね。」
小夜「あああああ主が…毛嫌い！？…(滝汗」
信濃「青江さん！！？何ちゅう大打撃を！？」
青江「ふふっ」
青江は笑いながらどこかへ行っしまった。すると小夜は信濃の布にしがみつく。
小夜「ねぇ……僕…主に毛嫌いされるの？(圧」
信濃「ぐへぇ！？お、落ち着いてよ！(汗」
小夜「あ、ご、ごめん……」
小夜は信濃の布から手を離す。
信濃「大将に限ってそんなことないと思うけどなぁ……」
小夜「……主」
二振りは考える。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続編を楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2021年10月4日 10時) (
レス) @page29 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - 活劇の字が間違ってますよ。活撃ですよ。 (2019年2月14日 21時) (レス) id: 93d8fb6e20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年1月28日 15時
