番外4-2 ページ11
燭台「主……僕たちのために、お使いを頼んでもいいかい？」
長谷「待て、燭台切。正気か？」
長谷部は燭台切の肩を掴む、燭台切は真面目な顔で後ろにいる長谷部に言う。
燭台「僕は正気だよ。長谷部くん…これは賭けだ。主が一人で自立するチャンスでもあるんだ。」
審神者は長谷部と燭台切のドラマの死亡フラグ的な茶番を気にせず、おつかいと聞いて目を輝かせていた。
A『おつかい……行きたい』
長谷「ですが、主！」
A『おつかい、行きたい。ね……いいでしょ？』
審神者は長谷部に上目遣いで迫る。長谷部は「主命とあらば…」と小声で呟きながら、桜を出していた。
厚「それで…」
博多「俺と厚で主の護衛をすると？」
長谷「うむ……。流石に主一人では安心できんからな。頼めるか？」
博多「俺と厚に任せんしゃい！」
厚「おう、大将のことは俺達に任せてくれ！」
長谷部は博多と厚に審神者の護衛、とはいってもあくまで見守る程度で護衛を頼んだ。もちろん独断で。
燭台「籠に必要な材料が書いてある紙とお財布を入れたから落としちゃ駄目だよ？」
A『はーい…』
歌仙「怪しい人には？」
A『ついていかない…』
小夜「寄り道はせず？……」
A『真っ直ぐ帰ってくる』
燭台「オーケイ、気をつけてね」
審神者は燭台切達に手を振り、本丸の門を出て万屋へ歩いて行った。
厚「……行ったか？」
博多「かもしれんね？」
厚「よし、大将に気付かれないようにこっそり跡をつける……って何だ、それ」
博多の手には見たことないカメラが握られていた。
博多「陸奥守が新しく買ったビデオカメラばい♪これで主が買い物をしてる所を本丸で生中継してるばい♪」
厚「ハハッ、陸奥守らしいな。」
博多と厚は物陰に隠れながら審神者との距離を保ちつつ跡をつける。本丸では、博多が言っていたように生中継中である。
陸奥「おー！映っちょる♪」
長谷「厚が映ってるということは博多がカメラを持ってるのか」
鶴丸「らしいな、しかし…陸奥守もそうだが、長谷部も長谷部だな」
長谷「……何がだ。」
鶴丸「わざわざ、厚や博多に頼んで主の護衛を頼むとはなぁ？いやー、君も過保護が移ったか？ww」
宗三「それなら、こっそりついていこうとした貴方もですね」
宗三はわざわざ武装した鶴丸を哀れむような目で見る。鶴丸は咳払いをしてテレビに映る映像を見る。
A『……(ﾃｸﾃｸ』
厚「順調だな…」
博多「主は意外と真面目ばい。」
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続編を楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2021年10月4日 10時) (
レス) @page29 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - 活劇の字が間違ってますよ。活撃ですよ。 (2019年2月14日 21時) (レス) id: 93d8fb6e20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年1月28日 15時
