その48 ページ49
A『………猫さん。』
燭台「こんなに可愛いなんて聞いてないよ！」
伽羅「…………(桜満開」
エプロンを着た審神者があまりにも可愛すぎて調理に取りかかれなかった。まさに、前途多難。
燭台「伽羅ちゃん！！無言で写真を撮らないで！！」
伽羅「………光忠うるさい。」
燭台「理不尽！！」
色々あったが、手を合わせてから食材を切らせる。審神者には本物の包丁は持たせられなかったため、プラスチックの包丁を審神者に持たせた。
燭台「さ、主。まず、食材を切るときの手はどうするんだっけ？」
A『………猫の手(きゅっ』
審神者が手をきゅっと丸めると燭台切と大倶利伽羅は桜を満開に咲かせて顔を手で覆い隠して床に膝をついた。
燭台「う、うん……。そうだね、そうだね……」
伽羅「…………(ﾁｰﾝ」
燭台「伽羅ちゃーん！！？」
A『？？』
気を取り直して作業を再開する。大倶利伽羅は審神者の後ろに手を回して野菜を切って見せる。
伽羅「………こうだ。やってみろ」
A『うん。…………こう？』
伽羅「そうだ。そのまま……ここまで切ればいい。」
大倶利伽羅が手際よく審神者に一つ一つ教えていく。野菜を切っている間に燭台切は生地を練ったりする。
伽羅「………光忠。野菜を切り終わったぞ」
燭台「おーけい！丁度こっちも準備ができた所だよ。」
伽羅「先に、材料を混ぜてるぞ。」
燭台「うん、お願いするよ。」
大倶利伽羅と審神者は切った材料を素手で混ぜていく。混ぜおわったと同時に燭台切も生地を作り終えた。
燭台「さ、ここからが本番だよ！」
燭台切は腕をまくり、手袋を脱いだ。
A『………包む？』
燭台「そう！この皮に材料をのせてこうやって包んでいくんだ。主には難しいかな？」
A『…………難しいの？』
燭台「うん。どうする？ここでやめにするかい？それとも……」
A『……やる。ここでやめたら……かっこ悪いもん…』
燭台「！………。そうだね、よし！格好良く包んで行こうか！」
伽羅「………見本を見せてやる。よく見て覚えろ」
A『……うん。』
大倶利伽羅と燭台切の包み方をみて審神者は見て覚えながら包んでいく。多少、形はいびつではあるが、一緒懸命作ったことがわかる。
そして、夕餉の時間になる。今日は燭台切の言う通り、久しぶりに全員揃っての夕餉になる。
陸奥「いやぁ〜、久しいのう」
日本「よう、陸奥守。元気にしてたか？」
陸奥「日本号！相変わらずじゃの！」
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七夏(プロフ) - ああァァ嗚呼むっちゃん！カッケェよ！ (2021年1月16日 0時) (
レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 続編おめでとうございます°･(ﾉД`)･°･ほんとこの話好きなので嬉しいです！ちなみに46話が見られないのですが編集中とかでしょうか、、、？ (2018年11月6日 8時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして！むっちゃん、お小夜…大好きだぁぁあああ！この作品はとても面白いです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 初コメです！とても面白いです！これからも更新、頑張ってください！ (2018年10月2日 7時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2018年10月1日 5時
