その41 ページ42
闇落ち。刀剣が闇落ちしてしまうのは本丸がブラックになったときに闇落ちしてしまうと審神者は聞いたことがあった。しかし、親戚の本丸はブラックではなかった。審神者が本丸を立ってからブラックになったとは聞いたことがない。
A『………保留。』
前田「どういうことなのでしょう……」
平野「ん〜……」
前田と平野も考えてみるが何もわからなかった。審神者は資料を閉じて、立ち上がった…が。
前田＆平野「「主君！！？？」」
審神者はふらりと倒れた。しかし、前田と平野によって受け止めらた。前田は審神者の額に手を当てる。
前田「しゅ、主君！熱があります！！」
A『………まえ…だ…あつい…』
平野「ぼ、僕、薬研兄さんを呼んできます！」
平野が薬研を呼びに部屋を飛び出すと茶菓子を持ってきた燭台切に会った。しかし、平野は薬研を探すことで頭がいっぱいだった。
燭台「平野くん！？………って主！？どうしちゃったの！」
前田「燭台切さん！主君が無理をしてまた熱を出したんです！」
燭台「なんだって！？」
あの後、薬研がきて脈を測ってもらったり、熱を測ってもらった。
薬研「疲労からきた熱だな。んで？今回大将は何を詰め込みすぎたんだ？」
前田「その……主君の親戚の刀剣について調べていたんです。そしたら……」
平野「山伏さんと数珠丸さんだけ『保留』と書かれていたんです……」
燭台「『保留』？」
薬研「その資料、ちと見せてみな。」
前田は資料を持ってきて、薬研に渡した。薬研は山伏と数珠丸について書かれたページをみては眉間にしわを寄せた。
薬研「……なるほどな。大将が頭を抱えるのも無理ねえな…。とりあえず、今は大将を休ませるのが先だ。燭台切の旦那。氷水頼む」
燭台「任せて。夕飯は一応お粥の方がいいかな？」
薬研「おう、念のためな」
審神者は丸一日寝込んでしまったが、次の日には薬研から外出の許可が出た。審神者は青江と堀川、山姥切を連れてあの本丸へと足を運んだ。
山姥「……ここか。」
山姥切が草むらを退けて道を作ってくれた。審神者は頭についた草を祓い、目の前の廃墟と化した本丸を見上げた。
青江「廃墟と化してるね。」
堀川「本当にここに兄弟の手掛かりが？」
A『…………。』
山姥切を先頭にして廃墟と化した本丸の中へと入る。床や柱は腐り、天井には蜘蛛の巣が張り巡らされていた。
青江「高まるね……警戒のことだよ？」
堀川「青江さん………(汗」
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七夏(プロフ) - ああァァ嗚呼むっちゃん！カッケェよ！ (2021年1月16日 0時) (
レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 続編おめでとうございます°･(ﾉД`)･°･ほんとこの話好きなので嬉しいです！ちなみに46話が見られないのですが編集中とかでしょうか、、、？ (2018年11月6日 8時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして！むっちゃん、お小夜…大好きだぁぁあああ！この作品はとても面白いです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 初コメです！とても面白いです！これからも更新、頑張ってください！ (2018年10月2日 7時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2018年10月1日 5時
